三和 導代 です。
9月21日は中秋の名月、昨年に引き続き大神神社の観月祭に参加しました。前日の夜遅く、桜井に到着しました。三輪には料理旅館とゲストハウスしかありませんので、最近は隣駅にできました桜井駅近くのルートイン・ホテルに宿泊していましたが、今回は予約ができず、コロナ禍のために9月19日からの宿泊の予約は不可能となっていました。今回はこのホテルの前の昔ながらの旅館に宿泊しました。
9月20日は予定が長引き、到着予定22時を過ぎるため、事前に電話を入れましたので23時半にも関わらず、玄関のドアを半分開けて、オーナーの女性が横たわりながら私の到着を待っていてくれました。大変申し訳なく思いましたが、笑顔で私を迎えてくださいました。そうこの旅館の目の前が私が最近オープンしていたホテルでしたが、外には守衛さんが立っていて入口が白いビニールで覆われ、異様な雰囲気でした。
そう、このホテルは19日から桜井市のコロナ患者の受け入れ病棟となっていたのです。そしここを交代で守衛する方の休憩所としても私が宿泊した昔ながらの旅館が使用されていたのです。
21日は秋晴れ快晴でした。駅前で自転車を借りて、三輪山近くの磐座巡り、纏向遺跡調査へ出発です。ペーパードライバーの私にとりましては自転車は素晴らしい交通機関、細い道もすいすい、これまで徒歩行かれなかった場所にも数多く調査することができました。以前訪れました大神神社近くにある桜井市埋蔵文化財センターで購入しました「三輪山を仰いで」「纏向へ行こう」が最良の資料となりました。
三輪山近くには数多くの磐座がありますが、一般にはその場所は公開されていません。しかしこの資料には全てが記載されているのです。先日東京上野の国立博物館にて山ノ神遺跡からの遺物が展示されていましたが、この山ノ神遺跡以外にも沢山あることがわかりました。大神神社にはこれまで数えきれないほど来ていますが、毎回新し発見があって楽しみです。でも今回も目的は観月祭でした。
秋晴れの一日でししたが夕方から急に雲が出始め4時頃には雨が降ってきました。今晩の観月祭はどうなるのかな?と思いながらも、いや心配はない、きっと素晴らしいお月さまが出てくれるはずと思っていました。大神神社での観月祭は祈祷殿前斎庭に椅子等が並べられ、儀式が行われてきました。昨年はコロナ禍ということで祈祷殿内で、関係者のみでの予定でしがら、しかしラッキーなことに私は祈祷殿に入れていただき、かぶりつき席で参加させていただきました。
今年は一般参列者にも開かれた祈祷殿前斎庭での開催の予定でしたが、夕方の突然の雨で中止、結局は昨年同様に祈祷殿内で開催されました。雨が降ったためか、参列者は非常に少なくまた一番良い席で参列させていただくことができました。宮司の祝詞から始まり、雅楽の演奏、巫女舞と続きました。神様にお使いされる方々はもちろん神様を前にマスクなどはしません。そうマスクをしたら失礼です。また言霊や表情はきちんと伝わりません。私はとてもうれしくなりました。鈴木宮司はご高齢にも関わらず、あの素晴らしい祝詞、凛とした強いお声はずっと変わらず、神にお仕えるになられる神官そのものでした。最後にはお月見団子も頂戴しました。
そして儀式が終わり祈祷殿前斎庭に出て、雲が立ち込める空を眺めていました。すると何とこの雲の合間から黄色いお月さまが登場してくれるではありませんか。本当にまん丸の真っ黄色なお月様でした。ありがとうございました。皆の想いが通じて夜空をゆっくりと上がりながら月明りの空、そして左手からは星々も見えてくるではありませんか。今年も参列することができましたことに感謝です。
三和 導代 です。
9月21日は中秋の名月、昨年に引き続き大神神社の観月祭に参加しました。前日の夜遅く、桜井に到着しました。三輪には料理旅館とゲストハウスしかありませんので、最近は隣駅にできました桜井駅近くのルートイン・ホテルに宿泊していましたが、今回は予約ができず、コロナ禍のために9月19日からの宿泊の予約は不可能となっていました。今回はこのホテルの前の昔ながらの旅館に宿泊しました。
9月20日は予定が長引き、到着予定22時を過ぎるため、事前に電話を入れましたので23時半にも関わらず、玄関のドアを半分開けて、オーナーの女性が横たわりながら私の到着を待っていてくれました。大変申し訳なく思いましたが、笑顔で私を迎えてくださいました。そうこの旅館の目の前が私が最近オープンしていたホテルでしたが、外には守衛さんが立っていて入口が白いビニールで覆われ、異様な雰囲気でした。
そう、このホテルは19日から桜井市のコロナ患者の受け入れ病棟となっていたのです。そしここを交代で守衛する方の休憩所としても私が宿泊した昔ながらの旅館が使用されていたのです。
21日は秋晴れ快晴でした。駅前で自転車を借りて、三輪山近くの磐座巡り、纏向遺跡調査へ出発です。ペーパードライバーの私にとりましては自転車は素晴らしい交通機関、細い道もすいすい、これまで徒歩行かれなかった場所にも数多く調査することができました。以前訪れました大神神社近くにある桜井市埋蔵文化財センターで購入しました「三輪山を仰いで」「纏向へ行こう」が最良の資料となりました。
三輪山近くには数多くの磐座がありますが、一般にはその場所は公開されていません。しかしこの資料には全てが記載されているのです。先日東京上野の国立博物館にて山ノ神遺跡からの遺物が展示されていましたが、この山ノ神遺跡以外にも沢山あることがわかりました。大神神社にはこれまで数えきれないほど来ていますが、毎回新し発見があって楽しみです。でも今回も目的は観月祭でした。
秋晴れの一日でししたが夕方から急に雲が出始め4時頃には雨が降ってきました。今晩の観月祭はどうなるのかな?と思いながらも、いや心配はない、きっと素晴らしいお月さまが出てくれるはずと思っていました。大神神社での観月祭は祈祷殿前斎庭に椅子等が並べられ、儀式が行われてきました。昨年はコロナ禍ということで祈祷殿内で、関係者のみでの予定でしがら、しかしラッキーなことに私は祈祷殿に入れていただき、かぶりつき席で参加させていただきました。
今年は一般参列者にも開かれた祈祷殿前斎庭での開催の予定でしたが、夕方の突然の雨で中止、結局は昨年同様に祈祷殿内で開催されました。雨が降ったためか、参列者は非常に少なくまた一番良い席で参列させていただくことができました。宮司の祝詞から始まり、雅楽の演奏、巫女舞と続きました。神様にお使いされる方々はもちろん神様を前にマスクなどはしません。そうマスクをしたら失礼です。また言霊や表情はきちんと伝わりません。私はとてもうれしくなりました。鈴木宮司はご高齢にも関わらず、あの素晴らしい祝詞、凛とした強いお声はずっと変わらず、神にお仕えるになられる神官そのものでした。最後にはお月見団子も頂戴しました。
そして儀式が終わり祈祷殿前斎庭に出て、雲が立ち込める空を眺めていました。すると何とこの雲の合間から黄色いお月さまが登場してくれるではありませんか。本当にまん丸の真っ黄色なお月様でした。ありがとうございました。皆の想いが通じて夜空をゆっくりと上がりながら月明りの空、そして左手からは星々も見えてくるではありませんか。今年も参列することができましたことに感謝です。