青森横断の旅・亀ヶ岡の遮光器土偶編 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和  導代 です。

 

2日目は十和田湖プリンスを後にして奥入瀬渓谷を散策後、八甲田山を越えて、本日のハイライトである亀ヶ岡遺跡の近くにある津軽亀ヶ岡焼のしきろ庵へ。

 

2年にここ亀ヶ岡縄文博物館で購入した遮光器土偶に端を発し、去年に引き続き、今年も亀ヶ岡遺跡の地の行くことになりました。博物館で購入した遮光器土偶は実にかわいらしくよくできてきます。この遮光器土偶を製作しているのが、シキロ庵の一戸広臣さんです。

 

約束の時間にちょっと遅れてしましましたが無事に到着。お店の前には大きなシャコちゃんが飾られていましたので直ぐにわかりました。お店の裏手に工房があり、ここで陶芸教室に参加することができます。粘土から実際に自分でこねて作品を作りますが、素人の私たちに遮光器土偶を直ぐに製作できることでないことは十分承知しています。

 

今日の作品は平皿をつくり、そこに独自にシャコちゃんと描き、そして後日焼いてもらいうという行程です。主の一戸さんはユーモアあったぶりの心のとても広い人、陶芸作りも楽しい雰囲気の中で進んでいきます。また裏手の庭には何とアケビの紫色の実がなっていました。まだ実が小さいのがほとんどですが、アケビを見ますとああ、青森に来たという気持ちで一杯になります。

 

また敷地内には縄文住居が再現され、中ではお酒を酌み交わせる場所となっています。その周りには栗の実が沢山落ちています。前日の是川縄文館と全く同じです。自分の敷地内にあるなんて本当に羨ましい限りです。ここでお酒を飲んでそのまま寝れるように木造りの椅子兼ベットまであります。

 

新たに中小のシャコちゃんを購入させていただきました。とても一戸さんのキャラは素敵です。もちろん作品もですが。赤の鉄分を含んだ朱色を入れていただき、世界でたった一つのシャコちゃんとなりました。

 

そして急いで巨大なシャコちゃんが駅舎となった木造駅へ。大きな大きなシャコちゃんが私たちを迎えてくれました。駅前の広場もシャコちゃんでデザインされとてもおしゃれな駅です。1時間に1本という単線のローカル線ですが、このシャコちゃんを一目見ようとやってくる人々に今回は出会いました。次第に有名になっていたようですね。

 

今晩のお泊りは日本海沿いの不老不死温泉です。青森県に来ても日本海側をドライブすることなんてありませんでした。ひたすら続くこの長い日本海を大満喫してお宿へ。