一戸から二戸へ | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

 

今朝早く、盛岡に到着しました。今回は盛岡の縄文関係の資料館を訪れる予定でしたが、早朝に到着してしまったために、どうしようかと思案していたところ、岩手県には縄文遺跡として御所野縄文公園があることを知りどうしても行きたくなりました。そしてIGRいわて銀河鉄道の八戸行きのローカル電車で一戸へ。

 

一戸という名前、九戸までありますが、いつかは全部行ってたい地でもありました。大正解でした。一戸駅からはバスが3本縄文公園へのバスがありますが、10時過ぎまでありませんでしたのでタクシーのみ。でもここのタクシーは縄文公園に行く場合は役場から補助があるとかで、たったの500円です。

 

その前に立ち寄ったのが、1万年5千年前の根反の大径花木です。火山の噴火によって火山灰に覆われ化石となったもので、日本最大級のものが残っています。実は今でも河原等にも転がっているそうですが、重くて重くて持てない。それでも神社や学校の門として2つ並べられているところもあります。ご神木のようなものかもしれません。また一戸のその背後には二つ連なったピラミッドのようなお山が見えます。ここにもまだ沢山径花木が埋まっているそうです。でも重いので誰も持ってこれないそうです。

 

そして本命の公園内の縄文へ。博物館は9時オープンですが、公園内の縄文式住居やストーンサークル等は自由に出入りできます。素晴らしく整備されたこの公園内を1人で独占してしましました。平日ということもあり全く観光客は皆無。私が出会った人は公園内で縄竪穴住居の中に火をくべて燻している職員と地元のFMラジオ放送のアナウンサーの女性だけでした。(今朝は私のことも紹介されたようです。)

 

いやいや素晴らしい縄文時代にタイムスリップの私のための御所野縄文公園でした。是非、平日の早朝に訪れてみてください。予報では雨でしたが、すっかり雨が上がり、竪穴式住居から立ち上がる煙は実に幻想的でした。

 

そして一戸駅に戻り、盛岡に戻ろうと思いましたが、ローカル線ですので、電車は1時間半ほど待たなければならないことがわかり、急遽タクシーで隣町の二戸市埋蔵文化財センターに行くことにしました。するとタクシーの中から途中右手に大きな赤い鳥居が見てましたので、運転手さんに聞きましたとこと、鳥越観音堂とのこと。やはり気になってまた寄り道をしていましました。

 

ここは神仏混合の鳥越山頂付近にあります。タクシーから降りて目的に向かい一直線。修験僧が籠られた神秘的な場所。ここも最初から最後まで全く人に会うことなく、別次元に入ったような時空でした。山の傾斜の岩場の洞窟、そしてお堂内はここ本当に入ってもいいのかな?と思いながら恐る恐る扉をあけました。

 

一歩足を踏み入れた瞬間、ヒンヤリ、そして耳鳴りかと思う幻想的な音、ただものでない雰囲気の場所です。フラッシュで写真を撮ろうと思ってもフラッシュがつかず、数枚偶然にフラッシュがついた写真は無数のオーブの山でした。1人お堂のなかでタイムスリプして戻れなくなったらどうしよう?なんて勝手に思ってもしました。しかし素晴らしい体験をせていただきました。

 

そして二戸へ。岩手県にある一戸、二戸への旅でした。次回は三戸でしょうか。