三和 導代 です。
一昨日、エチオピアにてエチピアとエリトリアの国交が回復し、エチオピア航空が20年ぶりにアジスアベバからエリトリアの首都のアスマラに飛び始めたことを聞いていました。
エリトリアはエチオピアから独立した国です。独立直後に一度だけ、エリトリアのアスマラに行ったことがあります。寸前までエチオピアでしたので、エチオピアと同様な雰囲気、イタリアの植民地時代を名残を残す町でした。
その後、まもなく国交断絶によりエチオピア航空も飛ばなくなり、行くすべを失っていたのです。この20年間のブランクはとても大きいかと思います。20年の間にエチオピアの首都のアジスアベバは本当に発展を遂げたからです。エリトリアのアスマラはどうでしょうか。
そして帰国すると、何と素晴らしい朗報が舞い込みました。
国連安全保障理事会は14日、アフリカ北東部エリトリアに科していた武器禁輸や個人の資産凍結などの制裁措置を解除する決議案を採決し、全会一致で採択されました。エリトリアは南隣のエチオピアと国境をめぐって長く対立してきましたが、今年7月、外交関係の正常化で合意。これを受けて、安保理で制裁解除の機運が高まっていたのです。
私がアジスアベバにいましたのは13日でした。そして来年にエリトリアのアスマラに行くツアーの構想を話していたのです。来年は20年ぶりの閉ざされていた国エリトリアへの旅が実現します。そして翌日の朗報に本当に歓喜極まりありません。隣人同士が平和に仲良く暮らせる時代がやっと来たようです。