一攫千金を願うブルキナべ | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

西アフリカのブルキナファソは港をもたない内陸部の気候の厳しい国です。かつてはオートボルタとおばれていた国です。人口約800万人の小さな国です。南部はサバンナ、北部は砂漠地帯となります。短い雨季と乾季の2つの季節に分かれています。

 

アルカイダなど様々なテロ事件が起きているところでもあります。国民の大半はムスリム、そしてアニミズムとクリスチャンです。この国はムスリムが多い割には豚の姿をよく目にします。敬虔なるムスリムは豚を食べませんが、アニミズムとクリスチャンはOKだからです。そしてアルコールもです。田舎ではローカルのミレットと作った強いお酒が家庭で製造されています。

 

またこの国は金がまだ出る国です。これを掘り当てれば一攫千金です。国民はこぞってこの夢を追いかけ、国中の山や地下を掘っています。一般の人々が掘るのも合法ですから、小さな子供まで動員して金堀りに無中です。

 

大きなグループで都市から車に乗ってやってくる男性、近くの村からバイクで噂をきいてやってくる村人、駆り出される子供たちと金がでたという場所に向かって集中します。これは子供が学校にい慣れないという社会問題にまで発展しています。しかし元々の原因を探れば貧困からくる一攫千金への人間のお金に対する執着から来たものです。

 

金が出る所は、周辺の強国から狙われる要因ともなり、また戦争へと発展する、まさに争いの原因となる金。かつは奴隷と黄金を求めてアフリカにはヨーロッパの人々が沢山渡ってきました。金はこの地球上の存在すること自体が人間の欲を掻き立てる平静心を失わせるものと言えるかもしれません。