ソ連独立後の中央アジア | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

キルギスでの3日目を迎えました。すぐお隣はカザフスタンです。カザフスタン語、キルギス語は両国におきましては当然、国語となっています。

そう民族の伝統文化を守るには国語を正しく守っていくことは不可欠です。

 

しかし現状はどうでしょうか。キルギスには本来のキルギス人とロシア人が住んでいます。公用語は未だにロシア語、ロシア語ができませんと確たる仕事にもつけませんので、キルギス人はみなキルギス語とロシア語ができます。

 

そう、学校教育ではでもキルギルという国籍を持っている人は、本来のキルギス人が行くが学校ではキルギス語とロシア語を両方勉強します。しかキルギスという国籍を持ている人々の中でもロシア系の人はロシア語しか勉強しませんので、同じキルギスの国籍を持った人々の会話ででもロシア語が主流にならざる得ないのが独立して20年経つ旧ソ連の国々です。

 

言語は大変重要な問題です。それは思考を操作するものだからです。キルギスでも優秀な若者はも自国の言語を大切にすることが国家の発展であることをよく知っています。aiueo の5つの母音をもったキルギスが今後も継続して国家の言葉、そして早く公用語となることを私は願っています。

 

日本を振り返りました。戦後、アメリカナイズされた日本の教育ですが、やはり正しい日本語を守り続けることが日本という国の伝統文化を保持するには不可欠、そして乳幼児期にしっかりとした日本語を植え付けることが重要であると思います。

 

つまりハーフの子供は当然両親の両方の言語を学ぶ必要がありますが、両親が日本人の場合、英語教育のためにと言ってインターナショナルススクールにて英語教育を受けるハイクラスの方々の考え方には疑問をもちます。まずは日本語、そして思考が固まった上での、新しい外国語の習得で全く遅くないかと思います。