インドネシア・マラブ信仰 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

 

インドネシアのスンバ島に来ました。スンバ島では8種の部族の言葉が使われているそうですが、いわゆる国語であるインドネシア語は一般的に使用されています。

 

スンバ島全体では約100万人が住んでいますが、マラブ信仰(土着信仰)が20~30%、その他はキリスト教で、イスラム教は少数、またヒンドー教徒も住んでいます。でも宗教争いはなく、うまくいっているとのことです。マラブ信仰とはアニミズムの世界です。

 

伝統的は家々が沢山残っています。家屋の一番大切なところは尖がった屋根の一番上の部分に、マラブつまり精霊の住む場所となっています。

 

スンバ島だけでなく既にインドネシアには王国は存在しません。しかしその名残りは島の中に存在しています。

王を象徴するクロコダイルと亀です。

 

クロコダイルは男性を象徴し、亀が女性を象徴します。神話ではこの二つが合体して、子孫が繁栄していったというストーリーとなっています。この二つを使用できるのは、かつての王様のみということです。お墓、そしてイカット織(民族衣装)のデザインがこの伝統を今でも伝えています。