ノロとユタ | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどり、世界を旅するブログ

三和 導代 です。

 

奄美大島の伝統行事にはノロとユタの存在は欠かせないのもです。

 

ノロ(神人・かみちゅ)はシマ(集落)全体の神祭りを司る存在です。代々、母親から受け継ぎ、女性に限ります。

 

ユタは占いや祈りを通じて個人の悩みや苦しみの相談にのります。ユタは神の姿が見えると言われ、口寄せができる人もいて、シャーマンとして人々の精神的な支えとなってきました。

 

病苦にかかった後に、癒してユタになる儀式を経てからユタになります。

 

ノロの神祭りは旧暦2月のオムケ、4月のオホリ、稲作に関する6月のアラホバマ、6月のフーウンメ、7月のミニャクチ、芋作りに関する11月のウユウンメなどがあります。神祭りを通してノロはシマを守っています。