タヒチのポリネシア人は台湾から | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

タヒチのパペーテに到着しました。成田から11時間のフライトです。早速到着後、タヒチ島で一番古いタヒチの先住民のマオリ族が作った宗教儀式の場であるマラエに行きました。

 

ポリネシアの人々は元来マラエと呼ばれる石積みの遺跡で宗教儀式を行っていました。これはヨーロッパ人が入る前の話です。元々は1000年という時代をかけて台湾から航海により移住してきたと言われていますます。

 

そしてさらにニュージーランド、そしてイースター島へと移住していきました。人々と自然が合体した生活です。個を大事にするのではなく、皆分け隔たりなく家族が助け合っていた時代です。

ここでは動物や人間の生贄もささげられていました。

 

キャプテンクックはこの状況を見て何と野蛮な人々であるかと錯覚しました。そして宣教師軍団を呼び、この伝統的な宗教を全て廃止しキリスト教化します。そしてこの石組の祭壇を全て破壊し海に投げ捨ててしまいます。

 

1950年年から30年かけてポリネシア有志が海から石を拾い上げて現在の遺跡を再現しました。昔は山奥にポリネシアの人々は住んでしましたが、再現されたのは現在の海岸沿いの場所です。素晴らしい伝統文化を守ろうとする人々の熱意の結晶です。