モンキーと共存する人々 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

ガーナとコートジボワールは隣国、アシャンテ王国の末裔が今でも面々と伝統文化を守り王制が守られています。

 

その中の一部も村では森に棲むモンキーを家族同様に可愛がり、毎日食事を与え、お墓も人間と一緒の場所に作られていたりします。

 

これらの人々はモンキーを自分たちの先祖であると思ているのです。単にモンキーが人間に進化したというダーヴィン論を信じているのではありません。

 

この地域には18世紀になりますと、西アフリカで一番イスラム教が広まっていたギニアコナクリのようから、イスラム教の指導者がやってきて、人々に改宗をせまり、拒んだ人々を沢山殺害をしたそうです。

 

この西アフリカの宗教は元来アニミズムですので、多神教であります。そこで命を守るために呪術師が人々が殺されないように人々をモンキーの姿に変えたそうです。しかしその呪術師がなくなりますと、モンキーから人間に戻る術を誰も知らなかったので、人間に戻れなかったそうです。

 

とても興味深い神話です。そこで今でもモンキーを先祖として敬っているのです。