マトボの丘 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

ジンバブエのブラワヨから約35km南から先に広がっている花崗岩の丘であるマトボの丘はアフリカ南部の人々にとって、聖地と見なされており、多くの儀式や宗教行事がそこで行われていたところです。

しかしその丘の一番上には植民地支配したセシルローズを初めとしたイギリス人3人のお墓となっています。当時の人々にとっては屈辱的なことではなかったでしょうか。

ブッシュマン(サン族)が残した4000年前から9000年前の素晴らしい岩絵も残っています。マラウイやナミビアでも見てきましたが、ここの岩絵は抜群に上手です。動物や人間を克明に描いています。

ここは現在、国立公園になっておりシロサイとクロサイが50数頭いますが、8年前の3分の1以下となっています。密猟者が後を絶ちません。サイの1本のキバがなんと100万ドル(1億円以上)で取引されているとのこと。その大半が中国人だそうです。大きな木材を切り倒し持ち出すのも中国人、非常に現地では評判が悪いのが現状です。

ジンバブエだけでなくアフリカ中に中国人が進出、アフリカ大陸から中国大陸になってしまうのではないかと非常に心配です。