アルティザン 火力・排気 自動グラフ化 | BESCA ROASTERS 情報交換所

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無料のコーヒー焙煎ログ取りソフト

Artisan(アルティザン・アーティサン)ですが

 念願の火力・排気の自動グラフ化に成功しました✌️

 

これ、ものすごく便利です!!

もともと、色々な温度のログ取りは

出来ていましたが  火力・排気のログ取りですよ物申す

これが出来るのもBescaならでは!!

(他メーカーのロースターでは厳しいかも。条件合えば可能)

各温度センサーに加え、火力と排気まで

グラフ化されたら どんな焙煎をしているか

もう丸裸状態です!驚き

再現性めちゃくちゃ上がりますし

上手く焼けなかった時の問題点も見付けやすい。

 

 

必要なもの

Phidgetのパーツを使います。

温度センサーの1048はおなじみですが

今回は電圧を読み込むために

VCP1001

を2つ (火力・排気として2個必要
 

Hub0002

先程の電圧センサーをこのHubに繋ぎます

 

Phidget cable

2本 (電圧センサーとHubを繋ぐコード)

 

Mini USB cable

Hubとパソコンを繋ぐケーブル

miniUSB端子のケーブルも最近は見なくなりました。手持ちに無ければ購入
(データ信号も送るタイプ。充電ケーブルでは不可)

 

これらを購入します。

注文後、すぐに届きます。
もっとゆっくりで良いので 安い配送にして欲しい(笑)

 

残念ながら日本国内では入手不可なので

本家サイトから購入しましょう。

送料めちゃくちゃ高いので

知人ロースターをさそってみては?😏

 

 

工作

デジタルメーターを付けた時と同じ箇所から配線の分岐させます。

火力・排気のボリュームの裏側ですね。

Besca製品は本体と一緒に 配線図など

詳しい図面が付属(USB・CD)していますので それと睨めっこ。

と言っても 可変抵抗(ボリューム)の配線なので
ちょっと電気工作などやった事あれば簡単なレベルの工作です。
ただ、これらの作業は自己責任で!!  壊れてもサポート・保障なにもしません。
爆発しても責任取れません。
BESCAの配線図や ここの説明を読んで「解らない・・・」と思ったらスグにやめましょう。
またはこの様な工作が好きな知識のある方に任せましょう!


たったこれだけの作業です。
BESCAのコントロールパネルの配線は非常に綺麗に組まれています。

 

⬆まだ束ねていないので ごちゃごちゃに見えますが
作業は楽な方でした。
私は 色々弄りますし 何かあった時に
配線を元通りに戻せる様に
⬆こんなズルいアイテムを利用爆笑
複数の線をパチパチと簡単に挟めます。
「もう二度と離さない!!離すもんか!物申す
 と恋人誓いを立てるなら
ハンダやスプライス、熱収縮チューブで纏めちゃいます。
※車の配線などでよく見る 割り込み端子的なアイテムは使わない様に!!
⬆おすすめしません。


BESCA配線は丁寧に番号まで書かれているので解りやすいと思います。
可変抵抗(ボリューム)に直接線を突っ込んでしまうとキツキツなので
適当な線に棒端子など利用しながら工作しましょう。
Hubは0~2、3~5の2グループに分かれていたりすることもあるので
念のために火力を0、排気を3など分けての配線が良いかもしれませんね。

 

 

⬇コントロールパネル内余裕をもった造りでスペースはありそう。
この中にphidgetパーツを設置して
USB-Hub使い 複数の信号をひとつにまとめて
コントロールパネルについている USB差し込み口ひとつで 全てのデータを読めるようにします。
 
 
1番上のスペースに取りつけ完了!

 

 

 
こんな感じ。
USBハブは 左側に縦に設置が綺麗かな??
あとで手直しします。
 
USBハブには 
・火力と排気の信号
・phidget1048の温度センサー信号
・最初からあるコントロールパネル内コード
これらを情報を1本のコードを介してパソコンに繋げます。
コントロールパネル外は今までと変わりありません
                  
パソコンの自作と同じで いかに綺麗に配線をまとめるかが腕の見せどころニコニコ
 

Artisanの設定

※phidgets初めて導入される方は ドライバーのインストールをお忘れなく!

Artisan
の構成 〜 エクストラデバイスを選んで下にある追加を選択。

デバイス一覧からphidget VCP1001を選択。 色と名前をてきとーに。
私は火力をflame、排気をexhaustとしました。
Y1(x)の箇所には数式を x/100と打ち込めば大丈夫です。
この数式見つけるのに苦労しました😅
「LCD1」と「チェックカーブ1」にチェックでとりあえず様子みて下さい

パソコンで スクリーンショットが取り辛い環境なのでスマホでパチリ。
そのうち綺麗な画像に入れ替えますm(*_ _)m
 
 
右の数字 下から2つが今回の増設パーツですニコニコ

 

 

一番したの2本ほ線が火力と排気のラインです。
右下の拡大ボタンを押して大きくしてみて下さい。
ツマミを操作するに従い グラフも自動で記入してくれます。
Bescaは火力調整も排気調整も電圧制御なので
できる事ですね!
ツマミ 弱い0 ~ 強い10 
電圧      弱い0v 〜 強い10v
グラフ  0℃ ~ 100℃  の間でえがかれます。
このグラフが描かれる範囲は変えられますが
焙煎時にあまり邪魔にならない 100℃以下のエリアなら良いかな、と。
 
グラフに数字載せたり 他の設定も可能ですが
とりあえず基本の上記をやってみてから
さらに改良してみて下さい!
 
火力・排気までグラフ化できるのは
めちゃくちゃ嬉しい機能となりますが
全ての焙煎機で可能な訳でもないです。
火力も排気も電圧制御しているマシンでないと不可です。
BESCAでよかった。

長文になり ウトウトしながら書いていましたので
誤字脱字も多いかと思います。
参考にしてみて下さいニコニコ


PS:
デジタルメーターが不安定な物を使うと その不安定の影響うけてグラフも乱れます。
以前小さなメーターをつけていましたが 数字がコロコロ変わる物でしたが
それだとグラフもコロコロ変化します。
ダイオードなど介して信号を一方通行にすれば良いのかもですが やっていないので解りません。
安定するデジタルメーターなら大丈夫です。
今回のパーツでアルティザン側にも数字が出る様になるので 
デジメーター無くしても良いかも知れません。

私は最近 少し大きなデジメータ購入してそれはとても安定しているので問題ありませんが。
※このデジメーター 「使う人もいるかな?」と複数購入したので必要でしたらお分けできます。
数量限定です。