食品検査についてのメモ | BESCA ROASTERS 情報交換所

BESCA ROASTERS 情報交換所

コーヒーや食に関してのブログ
アメンバーの無言申請はお断りしております

個人輸入・個人通関をお考えの方で

食品検査にかかりそうな場合のメモ書きです。
興味ない方がほとんどでしょうからスルーして下さい(笑)
 

 

製品輸入において恐ろしいのが「食品検査」ですね煽り
これのせいで 港まで届いている製品をあきらめ断念した
話など何度もききます。

横浜検疫所に電話して詳しくお話を聞いてみました。
具体的な資料などが揃っていれば事前の相談窓口もあるので
そちらで相談する事をオススメします。

コーヒーロースター(珈琲焙煎機)は
器具・容器包装 の項目にはいります。
東京検疫所食品監視課のサイトが詳しくて良いとの事で
そちらを参考に話を進めていきました。

ここの項目をよく読んで予習しましょう!
そして 食品等輸入届出申請書手続きの方法を読んで準備をすすめましょう。
・製造者、品番、品名など日本に到着した貨物の資料であることが特定できるようにする。
・製品のカラー写真
・材質・色が確認できる資料(パーツリスト)
・検査機関が発行した試験成績書

を用意すれば良さそうです。

要するに・・・・
各パーツごとの素材を明確に記したリストを作ってもらいましょう。
その時はカラー写真を織り交ぜて 珈琲豆(口に入るもの)が通過する箇所は
詳しく必要との事ですので その部分は展開図も必要になります。
ホッパーからドラムの中に繋がる経路と ドラム内の写真などを用意すると良いでしょうね。
色が塗られている箇所は塗料の詳細など必要になり ちょっと危険なので
ホッパーの内部は未塗装の方が安全かも知れませんね。
ガラスの部分は 結構ひっかかりガラスのサンプルを取り寄せての検査が必要になると面倒なので
ちょっと工夫が必要かも知れません。


業務用としての輸入になると 食品検査はまずかかってくると思います。
事前の相談窓口があるので そこでシッカリとした資料をもちこみ

そのうえで相談すると明確な返答が得られそうです。
ある程度の予習をして「理論武装して乗りこめば」 何とかなるかな??? と言う気がします。

 


ただ、この資料作りは販売元にも非常に大変な作業になると思います。
「作ってもらって当然」 なんて事はなく 

輸出元にしたら「そんなメンドクサイ資料作るなら 別料金を請求したい」レベルの話です。
インヴォイスを送ってもらう前に 「もし食品検査にかかった場合 これらの資料を作ってほしい」
を条件に契約を結びましょう。

 

 

以上、メモでした!
食品検査を通しての輸入をお考えの方は 読んでみてください。