珈琲焙煎機(コーヒーロースター)の個人輸入に関するメモ書きその7です。
興味ある人だけ読んで下さい。
一般の方向けではないです(笑)
いよいよ貨物引き取りです。
出発前に再度 必要な書類をチェックしておきましょう!
1 INVOICE (銀行からの送金時にも使用した値段の書かれている仕入書)
2 アライバルノーティス (フォワーダーさんからメールで送られてきた書類)
3 パッキングリスト (bescaから郵送されてきた書類)
4 B/Lのコピー (bescaから郵送されてきた書類:オリジナルはフォワーダーへ郵送済み)
5 DO指示書 (デリバリーオーダー: フォワーダに代金支払い後にもらえる書類)
これらは必須です。 必ず持ち込みましょう!
1~4までは通関時に必要です。
通関をクリアすると 輸入許可書がもらえます。
この輸入許可書と5の書類を保管されている倉庫の国際エキスプレスに渡して
貨物を受け取ります。
今回の焙煎機の個人輸入のテーマは
「注文から通関、ロースター設置までひとりでやってみる」です
今後、同じように海外からの個人輸入を考えている珈琲愛好家の
道しるべを残したく 「ひとりでできるもん」をやらなければ・・・
という使命感の為頑張った・・・・・・
誰だ、 お金なかっただけなのでは?とか見抜く人は! _(┐「ε:)_ズコー
製品は大型貨物。 400キロ近い重さの物なので事前の準備は必要です。
貨物はフォークリフトで積んでくれますので この上に乗せてもらえば
きっと一人でも押せるでしょう・・・・きっと
![驚き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/619.png)
ちょっと出遅れて日進レンタカーの市原店に到着。
本当はオープン8時ぴったりに到着予定でしたが 9時に到着でした。
日進レンタカーは千葉店もありましたが そちらは電話対応も悪く
「オートマのリフト付きのアルミ(BOXカー)かトラックを用意してください!」
「オートマ指定とか無理ですw 指定日は他のトラックも用意できません」
と感じが悪かったのでここはやめて市原店に電話しましたら
とても感じがよく オートマのアルミを用意してくれました。
同じ日進レンタカーだけど この違いはなんだろ? フランチャイズかな。。。
用意できる車両が違うのか??
とにかく、もし引き取り予定日にリフト付きのトラックが用意できなくても
他の店舗にも確認することをお勧めします。
千葉付近の方でしたら市原店がおすすめですよ
よーーくトラック機能の説明を受け出発。 気分はトラック野郎です。
「おめぇ~~~!! スタートダッシュが全然できない!」
など楽しみながら山下埠頭到着。
ナビはスマフォの方が優れていそうだったので スマフォに案内してもらいました。
横浜港の貨物到着と言っても ・大黒 ・山下 ・本牧 とあり
それぞれの税関で通関手続きします。
事前にアライバルノーティスなどに書かれている埠頭名から場所を調べておき
もし解からなければ 引き取り倉庫(CFS)に電話して
「私の場合は〇〇税関に行き、輸入許可書を受け取ってから向かえば良いのですよね?」
など聞いておきましょう。
私のお世話になる国際エキスプレスは 山下埠頭にあるのでそこの税関に向かいます。
カウンターで「個人輸入で通関手続きに来ました・・・」など伝えると職員さんが
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
など 素人相手だと思っていいかげんな返しをしておきます。
![煽り](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/623.png)
個人で使用されるものに関しては 食品検査は必要ないと言われました」
と どうやら「○○が必要なしと言った」の 責任を他に当てたいんだな、という感じがしました。
とても大切なワードですので忘れずに!!!
で送信ボタンで終了。
「しばらくお待ちください」
椅子に座っているカスタム君と一緒に待ちます。
このぬいぐるみ売っているのかな?? など考えていると先ほどの職員さん登場。
「今回はこの項目とこれは無しで大丈夫です。 X線検査もなしにいたします。」
え?!!! x線検査なしなんてあるの?? 100%必要と思っていたのに
ちょう大当たりな職員さんにあたりました!!
よくみたらダンディなおじさま・・・・次に通関する事がありましたら
指名料払ってでも指名いたします!
(浮いたお金でカスタム君を売店で買おうとしたら売っていませんでした)
必要な税金を支払い 「輸入許可通知書」を受け取り倉庫へGO!
と思ったら 「倉庫は11時30分~13時まで昼休みなので 午後に引き取りになります」
との事です。
私の場合、1時間半で終わりましたがX線検査がある場合はもっと時間が必要です。
レンタカーに8時にいっていたら午前中に引き取れたのに・・・・と悔やみました
とりあえず場所を確認しようと倉庫の前をうろうろ・・・。
フォークリフトのおっちゃん達は午後に向けて体力温存中。
ん?? 奥の木箱はBESCAの印字が!!
お昼休みなので 私も食事をして時間をつぶすことに。
木造建てのふる~~~い建物の中にも 食堂らしきものもありますが
そこは近寄ってはいけない雰囲気が・・・・。
レポート兼ねて 勇気を出して行っていてもよかったですが
120%浮いている自分が想像つくので またの機会に。。。
もし通関に行く方がいらしたら 是非古い木造建物の中の食堂に行ってみてください。
私は初心者向けの波止場食堂へ。
税関と国際エキスプレスの前にある綺麗な食堂です
↑作業されている方にまざって食券購入して列に並びます。
Tシャツとジーンズに綺麗なカバンを下げていて それでなくても浮いています。
通関初心者がうろうろして怯えているのを感じさせるのも嫌なので
大きな声で「おばちゃん、ごはんちょびっとね!!」 と慣れている人を装います。
↑ごはんちょびっとなA定食。 けっこうボリューミー・・・・。
食べ終えても30分は時間があるのでうろうろと散歩しているとガンダム発見。
でけぇ~~ と眺めていると13時に。
貨物引き取り
ここで失敗。 13時になって受付に行くと もう5人ほど並んでいます。
この5人ってのが多いかは解かりませんが 時間があるのなら早めに並んでおくことをお勧めします。
1人と言っても 皆さん超大型トラックで来ており
そのトラックにいっぱい貨物を積む方も多いのです。
1人につきそこそこ時間をかけて荷物を積み込みます。
受付は1人ずつ室内に入ります。
前の人が出たら入りましょう。 親切に「次の方~」なんて呼んでくれません。
中に入って 先ほど受け取った輸入許可書と5のデリバリーオーダーを
渡してお金を支払います。
この時に車のナンバー必須です!
フォークリフトの方は車のナンバーをみて
「次はあんちゃんだよー、こっちこっち」と手招きしますので。
用意した台車に貨物を積んでもらい動かぬように固定。
アルミだとトラックと違いひっかけるフックなどありません。
それ用の道具を用意していくことをお勧めします!
この木箱。 かなり高さがあり不安定。
天井までギリギリです。 これ以上おおきなキャスターなどにしなくてよかった
ここまでのまとめ
① 税関にて輸入申告書作成。 (必要ならCSFにて貨物を受け取りX線検査)
アライバルノーティス、B/Lコピー、パッキングリスト、インヴォイス必要。
② お金を支払い「輸入許可書」をもらう。
③ CFSにて貨物受け取り。(DOと輸入許可書を渡します)
慎重に運転して帰宅成功。
途中、何度か積み荷をチェックしました。
重さがありすぎるので 途中でナイロンの固定具がブチっと切れました!
この400キロほどの荷物。
キャスターに乗せればなんとか押して動かせます!
平坦なところなら1人でなんとか扱えますよ!!
私のところはパーキングが斜めの坂で 一人では引けなかったので
自宅にいた80近い父親召喚
かなり戦力になってくれました。 感謝。
お駄賃はミニストップのソフトクリームです(笑)
木箱のままだと重すぎるので周りの木箱を外して
中身だけで移動します。
※けっこう良い木箱でおおわれていたので 何かに使えそうなのですが
保管する元気もないので 美浜のスケートリンク近所の木材処理所に持ち込みました。
重さを量ったら160キロ!!! そんな頑丈な梱包を・・・ありがとうbesca。
どこぞのサランラップ梱包の会社に この木材を送ってあげたいくらいです。
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