「片言の日本語で語る合気道家」のブログを見て「全然片言の日本語ではないじゃないですか?」とよく言われます。確かにそこまで日本語が下手ではないですが、独学で30年の日本での生活の中て覚えた日本語ですので間違えだらけで、時には言葉の意味を理解していないままで使う事もあれば難しい会話などを全く理解しない時もあります。

でもどうでしょうか?きちっと学校で日本語を勉強する人が日本語上手くなるまで何年かかりますか?私の日本語が小学校レベルだと思います。実際は時々わからない単語や漢字を中3の息子にきいたりします。

うさぎと亀の話ではないがやはり何事にもきちっと基本からじっくり時間かけて勉強すれば結果的に上手くなるの早いです。これは合気道も同じです。基本を正しく練習して基礎を強くすれば目標に早く辿り着きます。

本日の稽古には大学で三年間合気道をした方が体験に来ていただきました。同じ合気道でも道場によって多少やり方が違うと思いますが、みなさん完成した合気道の翁先生の技を身につけるように日々稽古しています。

気の流れの合気道の技を沢山練習すれば合気道を上手くなります。海外などYouTubeやSNS動画たけをたよりに合気道を勉強している方も沢山います。気の流れの合気道は本当に力を使わずに行うから見た目も美しくて、それによってここまで合気道が発展したのは間違いないです。

気の流れから学ぶ合気道と私が独学で日本語を学んだのと似ているところがあります。完成したものを練習して覚える。

中3の息子の話と同じで、合気道の基本技を正し形から学んで沢山稽古している方が気の流れの技を練習するより上達が早くて実用的な合気道を身につけると私は思っています。

基本技をしっかり角度などを研究しながら覚える、地味だけど実に合気道の上達に効果的です。掴み技でしっかり相手の手を持つ、しっかり持たれた手をどの角度でどのように合わせたら技をかけるかを研究する。技を身につけてから気の流れで行う。これは開祖植芝盛平先生の稽古方法でもある。開祖が「気の流れが三段からだ」とおっしゃってそうです。
私は合気道を教わった福田保先生をはじめ、岩間で大先生に合気道を習った先生方がみなさんこの稽古方法でやってきた訳ですから私もこの方法で指導し続けると思っています。植芝盛平先生の言葉でしめます。


‘’わしは60 年固い稽古をしておる。お前たちに何が分かるか?!’’



2023/02/11

一ノ矢⛩朝稽古


連続八方斬り(13回)

剣の素振り一から七

素振り五の合わせ

素振り七の合わせ

組み太刀ニ(基本、合わせ)


横面打ち受け合わせ

突き受け合わせ(内)

突き受け合わせ(外)


31杖の型

31組み杖





2023/02/11

つくば市高崎


膝行

後方回転受け身

前方回転受け身

体の変更(基本、気の流れ)

諸手取り呼吸法

交差取り一教(表、裏)

交差取り入り身投げ(上段)

交差取り小手返し(下段)

交差取り四方投げ(表、裏)

交差取り呼吸投げ

座技呼吸法


剣の素振り一から七

素振り一の前後斬り

四方斬り

八方斬り

組み太刀一(基本、合わせ)