秋山真之の「戰爭不滅論」について | T-MOTOの日曜映画

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秋山真之は「戰爭不滅論」で、他を侵害して必要な物質、資源を得るのは人間を含めたすべての生物の本質であり、国家の生存競争である戦争は世界の歴史が始まって以来絶えたことはない。世界が統一されて平和になってもやがて分裂して春秋戦国時代のようになる、というようなことを言っていますが、統治機構が変われば(ここてでは世界政府)平和になると言っているのですから、戦争不滅の論になっていないように思います。世界統一で戦争はなくなるという話なんですから。
永久には続かないというのは、寿命とか耐用年数の問題です。

たとえるなら、なくなることはなくても減らすことはできる病気のようなものでしょう。
なくならないまでも、昔とくらべればずいぶん病気は減ってますし、天然痘などある種の病気は根絶させています。黒死病と昔は恐れられていたペストも今では問題にならなくなっています。