ずいぶん前だけど、地元の公民館主催の「推し本読書会」に参加しました。
立派な大きい公民館には、図書室があり、そこの講座のひとつだったと思います。
私は同じ職種の友人と2人で参加。
参加者は、10人くらいの大人でした。
それぞれ、自分の「推し本」を持参して、それについて語る、みたいな内容です。
参加者皆が同じ推しについて語るのは、オフ会みたいなものかと思いますが、今回のは、本が好きな人で、その推しについて熱く語るパターン。
これが、、、持参する本を決めるのが難しい💦
好きな本は沢山あるけど、その時に手元にない場合もあるし、「好き」の種類は色々で、それについて、人前で語れる本もあれば、自分の心の中でおさめておきたい「好き」もある。
ちょうどその時私は、凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」にしようかと悩んでたのですが、友人に貸していて、手元には「星を編む」がありました。
いつかのブログに書いたように、この2冊はセット読みに尽きるので、「星を編む」にしようと決め、好きな文章や、表現を確認する為、更に読み込みました。
予備に、原田マハさんの「本日はお日柄もよく」と、町田その子さんの「ぎょらん」の2冊も持っていきました。
テーブルを囲み、簡単な自己紹介のあと、順番に推し本を紹介していきました。
それについて、質問したり、どう感じたか話したり、ドキドキもしましたが、なんだか心地良い。
推し本は違えど、それについて語る皆さんの姿が嫌ではなく、気持ちが伝わる
その中で、1人の方が、宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りに行く」を紹介しました。
本屋大賞のグランプリをとる前の話です。
小学校の図書室で、6年生の女の子が、買って貰った自分の本として、この本を読んでいました。
私はその時、まだ読めてなくて、この本を図書室に迎えるかどうか考え中でした。
面白いです!と言って読んでました。
そんな時に推し本として紹介されたので、購入を決めるいい後押しになりました。
新年度、続編の「成瀬は信じた道をいく」とあわせて正式に図書室に迎え、貸し出す前に、読むことができました。
この講座が終わった後から、お話した方がいて、「私も、星を編む読みました〜、ね〜○○さん、よかったよね〜。なんて説明したらいいか悩むよね〜」などと話したり、楽しかったな〜
たまに、ネットで、本や映画のレビューを読んだりするけれど、いい事も、良くない事も書いてあるから、なんで見たんだろうと後悔することがあるんですが、もうこれからは見ないようにしようっと。
「成瀬、、、」も、本屋大賞グランプリで、3冊目の続編を書いてます、とテレビで作者さんが言われてましたし、映像化もされるでしょう、たぶん。
成瀬あかり役は誰⁉️とかネットで噂されてましたね。
またネットみてた
でも、でも、成瀬あかりという主人公は、読書をしていて、初めて出会ったタイプの女の子で、魅力的で、読みやすい本でした。
今日はお休み、続編の成瀬に会いに行こう。
楽しみ。