隣の芝生は実に眩しい 16(日)マリーンズvsバファローズ | 物好記

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物好記と書いて「ものずき」と読みます。
主にスポーツ観戦の現場レポート、そのほかスポーツの話題を中心に思ったこと感じたことを、ただし時間と労力に余裕があるときに✏。

 第三週の日曜日は山本由伸と佐々木朗希と宮城大弥のうちの誰か出てくるだろうということで座席を抑えておいたマリンスタジアムに行ってきました。たぶん同じ考えの人も多かったんだろうな。

 牛スジ丼を大盛りにしてみたらホントに大盛りでこのあと家に帰るまで見事に腹持ちしました👌。


 そしてバファローズは⑬宮城が先発👌。序盤はマリーンズ先発の⑯種市が3回までに2人2人1人と5人の走者を出すもののバファローズ打線がタイムリーを打てず全て残塁。ランナーが5人出たとは言えヒットは1本だけで4人は四死球だったのである意味では種市の術中だったか。
 逆にその裏には先頭の㊹アジャ井上がライトへ打ち返して2塁打で初出塁、ライトへの打球は風で伸びるのか💡。バントで送って1番①藤原がレフト前にタイムリー❗今年の藤原はレフト方向への打球が鋭くなったのは確かなようですね💡。
 続く⑩友杉はスクイズが宮城の正面に行って失敗、こーいうとこしっかり決めとかんとね。今回みたいに相手ピッチャーがいいときは特に。

 そしたら4回表に㊹頓宮のホームランで同点。だからマリーンズはさっきのスクイズちゃんと決めとけばまだ1点リードが残ったのに。しかしやっぱりライトへの打球が伸びるんだね南風の日には。

 宮城の圧巻は4ウラの⑤安田の打席でしたね。1ストライクから95kmのスローカーブを見送らせてカウントを稼ぎ次の球では150kmの速球を低めにズバーン❗と決めて安田見逃し三振❗この時間差攻撃には観客もやられた❗👍
 同点に追いついて宮城のピッチングが乗ってきたことでバファローズが優位になったかレフト前で出塁の61茶野を2塁に置いて2アウトから4番99ラオウの申告敬遠を挟んで⑥宗が1塁ベースに直撃して高く弾むタイムリーを打ってバファローズが逆転に成功。吉田正尚が転校したので誰か1人は走者を還す側に回らねばならんだけに中嶋監督の試行錯誤は続きそうですゎね。

 宮城は4回から7回をスイスイのらりくらりと乗り切って8ウラの2アウトから友杉にヒットを許したところで降板、ここでバファローズは『奇跡の侍』『遅れてきたワイルドシング』(勝手に命名しました)96宇田川が登板❗いいぞいいぞ👍。
 しかしストレートが上ずる宇田川から⑧ショーゴ中村がフォアボールを選んで4番51山口の打席へ。1ヒット同点、長打なら逆転、ボルテージが上がる場内、もちろん応援は3年ぶりのチャンステーマ。
 1ストライクからの2球目155kmで2ストライクと追い込む宇田川。
 ボール2球を見極める山口、こちらは冷静か。
 2ボール2ストライクから5球目153kmファウル❗6球目154kmこれもファウル❗

 しびれるね~😂。

 7球目は遂にフォークボール山口空振り三振❗

 しびれた👏👏👏こーいうのなのよ。プロスポーツって👏👏👏。

 9表は代走㊿小田の盗塁成功オーバーランアウトもあって無得点、その裏にはバファローズ抑えの⑯平野からマリーンズもヒットの67茶谷を2塁に進めるも代打㉒ポランコが三振に倒れて試合終了❗
 Bu🐮 000 110 000 = 2
 M🌊  001 000 000 = 1

 おもしろいじゃないか👏。
 良い試合じゃないか👏👏。

 そして、
 良い勝負だったじゃないか👏👏👏。
 これよ、これこれ。


 バファローズとマリーンズ双方のファンにとっては優勝や順位を争う上での単なる1試合なのかも知れませんよ。でもこの日のゲームをマトモな野球に餓えているファイターズファンの目から観させてもらったら感謝以外に無いわ😂。こーいうのをファンに観てもらわにゃイカンでしょ。プロ野球は。

 羨ましいぞ🙌😂🙌マトモなチーム🙌😂🙌。

 先制タイムリーや8回の好勝負の山口は2000年生まれ、宇田川だって今年で25歳、野球そのものを楽しませてもらっただけでなく、『これから』の野球界つまりWBC世界一の先を担う選手たちへの信頼感も持ち帰ってこれたような観戦になりました😊。
 15日(金)も17日(日)も観衆は29,000人超えの満員御礼👏。昔ならイチローの力を以てしても世間からはほとんど見向きもされなかった『ロッテvsオリックス』のカードで千葉マリンが2試合連続の満員となったのが今回の対戦だったわけですか。令和の野球ってすごいんですよ皆さん☝。

 マリーンズ茶谷は複数ポジションの守備力がなかなか高いことに加えて1試合に1回は出塁するしぶとさで吉井監督からも戦力として買われているのが小瀬族にはちょっと嬉しいところ✌。だから頼むぞ高部。


〔珍しい数字〕今シーズンまだ四死球が0で犠牲フライを1本打っている茶谷は打率よりも出塁率が低くなるという珍しい成績に。