おはようございます。

ずんです。



昨日、ようやく息子の元へ保健所から、健康状態を確認された上で、

「自宅隔離、2月9日で終わっていいよ〜」という電話があったそうです!




やたーー!笑い泣き

ようやく自由ーーー!




とはいえ、世間はまだまだ感染者が増えてます。

引き続き気を引き締めて感染対策がんばろう!






で、一足先に外出OKとなった私は、昨日久々に、鴨のご夫妻のいらっしゃる池周りに散歩に行きました。



私のブログを長くご覧になっていただいてる方にはおなじみの鴨のご夫妻。



簡単にご紹介しますと、




普通の鴨より一回り身体の大きな鴨のつがいがおりまして、渡り鳥なのにもう遠方まで飛ぶこともできず、10年くらい同じ池に留まっていて、奥様のお産の際にはご近所の方がカラスから卵を隠してあげたり、餌をあげに行くなど、大層愛されているご夫妻なのです。








繁殖期になると奥様の方がどこかに雲隠れして、ご主人は奥様がいないことが寂しくて、グェッグェッと鳴きながら探しまくるほど、いつもラブラブなおふたり(二羽なのに、つい「おふたり」と言ってしまいたくなるほど貫禄あるのです)。




私の過去の記事にも時々登場しております。





 







ところが、今日は奥様が見当たらない。


実は、コロナでの自宅待機前から奥様の姿が見えず心配してました。


最後に見かけたのは、一ヶ月ほど前。


いつもは2メートル以上離れないご夫妻が、この日は珍しく10メートル以上も離れたところにいたんです。


お?なんだなんだ?
痴話喧嘩か?←


なんて妄想する間もなく、奥様が近くにいないことに気づいた(と思われる)ご主人が、グエッグエッ!と鳴きながらキョロキョロし始め、それに気づいた(と思われる)奥様がスススーっと泳いでご主人のもとに。


で、いつもの通り仲良く二人で(二羽で)スイスイと。



なーんだ、偶然離れてただけか。



と思ってたんですけどね。



その後、数回見に行くも、ご主人が一人で所在なげに泳いでたり、時折キョロキョロしながらグエッグエッと鳴いてたり。



なんとなく嫌な予感はしてたんですが、その後私も自宅待機となりその池には行けず。




そして今日。



やっぱりひとりで所在なげにキョロキョロしているご主人5分ほど眺めていると、後ろからワンちゃんを連れた女性が。



女性「あのー。鴨を見てらっしゃるんですか?」


私「あ(笑)そうなんです滝汗こちらに有名な鴨が居るのご存知ですか?奥さんのほうが居ないんで、ついつい心配で見入っちゃってーチュー


女性「あの…つがいの大きな鴨ですよね?片方の子、亡くなったそうですよ。」


「えっ!!!!!」



しばらく二の句を告げず。



女性「この前、池のあっちの方で沈んでいくのを見たって、散歩してる方がおっしゃってました…」



その後は、全く違う話題になってその女性とはお別れしたのですが(全然知らない人です)、なんだか結構ショックで。


群れにも入れず、ひとりでポツンといるご主人を再び見たら、ちょっと涙が出そうになりました悲しい



珍しく至近距離まで来てくれたご夫妻
(左がご主人)



やっべ、犬が来た。逃げろっ!のご夫妻



いつも寄り添ってたおふたり




この鴨のご夫妻、暑い日も寒い日も、柴子の散歩に行くたびにいつも二羽でのほほんとしてて、試験勉強がうまくいかない日も、息子と喧嘩した日も、私はかなり癒やされておりました。


命は限りあると分かってはいるけれど、突然のお別れに衝撃を受けてる私です。


たまにしか会わない鴨ですらこんなにショックなのに、柴子とお別れすることになったら私はどうなるんだろうなぁと考えたら、



いかんいかん。
考えるだけで涙が出てきました。




奥様どうぞ安らかに。
ご主人を天国から見守ってあげてね。









最近、旦那に冷たく接してしまうアラフィフおばちゃんも、ちょっとだけ
優しくなろうと心に決めた夜でした。