パートナーと普通に会話をしたいのに、
「責められている」「否定されている」と捉えられてしまい、
会話にならなくて困っている方もいらっしゃるかと思います。
パートナーがやたらと近所の人や店員さんに突っかかって困っている方もいらっしゃるかと思います。
やたらと突っかかるパートナーは親との関係が上手くいっていないのではないでしょうか?
前回の最後に、
親以外の人にも突っかかってしまう時、おそらくそれはその相手に親への不信感を投影している時だと思います。
これについてはまた次回。
と書きましたので、それについて。
どう考えても味方になってくれるような良い人を敵にしてしまう方というのは、親への不信感をその良い人に投影していることが多いです。
<参考>
「なぜ自分はどこにいっても人間関係がうまくいかないのだろう」
「なぜ同じ環境なのに他の人はあの人とうまくいくのだろう」
ということに何となく気がついたら、親への不信感を相手に投影していないか確認してみてください。
確認してくださいと言っても自分ではなかなか気がつけないことですが。
親への不信感は、
自分への度重なる否定的な発言、
単なる注意ではなく人格否定的な発言、
一貫性のない言動や行動、
言動と行動が一致しない、
親自身の自信のなさの目撃、
家の中で見せる顔と外で見せる顔のギャップ、
等、
といろいろなことで芽生えます。
やがて、
親に対する不信感=他者への不信感
にまでつながります。
親への不信感は身近な人に向けられることが多いです。
実際にあった例ですが、
パートナーに「いつもなら今頃届いているはずのクレジットカードの明細が見当たらないんだけどどこかで見なかった?」
と聞いたら、
「(間違って)捨ててないからな!疑ってるのか?」
と言われたケース。
見たか見ていないかどうかを聞いているだけです。
聞いた側にとってはポカンとしてしまうような返事(飛躍し過ぎ)になっています。
自信がなく被害者意識が強いと責められているように感じてこのような発言になるのかと思いますが、敵対心をもって接したら当然良い人間関係が築けるわけがありません。
最近は被害者意識の強い方がモラハラ加害者になるケースが多いです。
聞いている側はただ聞いているだけで親のように否定しているわけではないのです。
親との関係が未消化のままですとこういうことが起こります。
「自分は責められる存在」
「自分は否定される存在」
「自分は無視される存在」
「自分は認められない存在」
だと思い込んでいませんか?
ということです。
本当は親に向けるべき思いを他者に投影していませんか?
ということです。
いつも自分には良いことがないという被害者意識が強いとどんな出来事でも「被害」と認識してしまいます。
同じ状況であってもそれを「被害」と捉えない人も当然にいます。
突っかかってこられた側は、
「親への不信感を投影されているな」、
と感じることができれば、感情的になった相手に対して冷静に対処できます。
なんでもかんでも「親への不信感を投影されているな」とするのもどうかと思いますが、少なくとも感情的になっている相手に感情的に返すのは火に油を注ぐことになりますのでそれを避けることはできます。
必要以上に自分を責めることも減るでしょう。
共感はできないかもしれませんが、相手の背景を理解してあげることはできるかと思います。
理解する姿勢が被害者意識が強い方にとって安心となります。
それだけ今まで責められ否定され続けてきたということです。
ただし先程も書いたように、
被害者意識の強い方がモラハラ加害者となるケースが多いので、
「いくらなんでも相手がおかしい。でもやっぱり自分がおかしいのかな?」
と思い始めたら危ないですので第三者の目で見てもらいましょう。
物わかりが良過ぎるのもよろしくないですからね。
被害者意識が強い方は自分は被害者だと完全に思い込んで発言するので、いつの間にか加害者にさせられてしまうことも多いです。
繰り返しますが、
「いくらなんでも相手がおかしい。でもやっぱり自分がおかしいのかな?」
と思い始めたら危ないですので第三者の目で見てもらいましょう。
物わかりが良過ぎるのもよろしくないですからね。
何度でも相談できる「共依存克服プログラム(離婚・修復相談含む)」の詳細はコチラ
3/18にエレカシ、ミスチル、スピッツのライブに行ってきました。
美味しすぎました。
またやって欲しいです。
花粉どうにかして!
Twitterの方が更新頻度が高めです。
お気軽にフォローしてください。
https://twitter.com/takeheart_d
noteも始めました。
カウンセリングの日々で思うこと(抽象的な話が多いです)やアメブロに入らなかったものを載せています。