共依存・アダルトチルドレンを克服した人の特徴 | 共依存克服・夫婦問題カウンセラー大村祐輔 takeheartのブログ

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本年もどうぞよろしくお願いします。

 

新年のはじまりということで、

改めて基本的なことをお伝えしようかなと思います。

 

すぐに本題に触れたい方は画像より先ですので読み飛ばしていただいても構いません。

 

「どう克服するか」ということも大事ですが、

克服した方の特徴を見ていくことも大事です。

成功体験を持っている人の真似から始めることが一番の近道ですから。

 

誰でも身近な人に影響されます。

親が何事にも否定的ですと、どうしても否定的にならざるを得ません。

 

「親も一人の人間なんだ」

「親が『絶対』とは限らない」

と早いうちに気がついた方でもやはりどこかで否定的なものの見方が染みついているものです。

人は見たもの耳にしたものは無意識に取り込まれるからです。

覚えていないだけで、思い出せないだけで、全て取り込まれています。

 

0歳児でも見聞きしています。

 

ですから、成功体験を持っている人に近づいた方が良いのは当然のことと思います。

ですので、付き合う人は選んで良い、と思います。

むしろ選んだ方が良いです。

 

「誰とでも仲良くしましょう」と教えられることが多いですが、

そんなことしなくて良いです。

そんなことできるはずがないですし。

 

それに「仲良くしない=嫌う」とは限らないですよね?

 

共依存やアダルトチルドレンの方は、

 

「仲良くしない=その人を嫌う(または相手が自分を嫌っている)」

 

という式になっている方が多いです。

 

自分が仲良くしないのは嫌っているわけではなく、

もっと仲の良い人がいるから

単に合わないから

という理由だってあると思います。

 

こうして自分の思考を改めて取り出して新たな選択肢を作ることが大事です。

 

 

と、前置きはここまでにして、表題の件、

共依存・アダルトチルドレンを克服した人の特徴ですが、

 

いくつかありますが、

 

①相手のことではなく自分に焦点が向いた

②自分が勝手に制限をしていること、本当に自分がやりたいことを実際にやってみた

③否定的な言動や行動をやめた

④ある程度納得できた後、共依存・アダルトチルドレン関連の検索をやめた、書籍から離れた

⑤SNSから離れた(やめたわけではなく自然に離れた)

 

ここから補足です。

 

①相手のことではなく自分に焦点が向いた

 

に関してですが、

自分を責めるようにしたわけではありません。

相手は変えられないから単純に自分に目を向けるようになっただけです。

これが腑に落ちたからこその②と③なわけです。

 

腑に落ちたからこそ自分を見つめ直すことができ、

自分の行動パターン、言動パターン、思考パターンを知り、

今までとは違う行動に移せるのです。

 

②自分が勝手に制限をしていること、本当に自分がやりたいことを実際にやってみた

 

に関しては、自分一人ではなかなかわからないのでいろいろなアプローチで見つけ出していきます。

特に自分で自分を縛っているものは気付きにくい印象です。

 

③否定的な言動や行動をやめた

 

に関しても、

もう癖になっていますので、

否定的な言動や行動を否定的な言動や行動と感じていない状態に陥っています。

ですのでやはり一人ではなかなかわからないものです。

 

自分の言動は自分で聞くことになりますし、行動そのものが自分への暗示になります。

やめてみると、どれだけ否定的な言動や行動をやめることが大事かわかってきます。

 

④ある程度納得ができた後、共依存・アダルトチルドレン関連の検索をやめた、書籍から離れた

 

に関しては、

最初は検索して良いですし、読んで良いです。

同じように苦しんでいる人たちと集まって語り合って良いです。

むしろそうしてください。

 

ただし、

ある程度満たされたら、

苦しんでいるのは自分だけじゃないという事実に対して安心を得たら、

自分は過去にこういう経験があったから今苦しんでいるんだとわかったら、

ずっとそこに留まっていてはいけません。

 

一番いけないことは、

共依存・アダルトチルドレン関連の情報を得る目的が、

 

過去のせい他人のせいにするためだけになること

 

です。

 

そこに一生懸命になってしまうと克服するためという目的から逸脱してしまいます。

恨みに焦点が当たっていますのでより恨みが助長されてしまいます。

これが怖いところです。

 

 

⑤SNSから離れた(やめたわけではなく自然に離れた)

に関しては、もう少し正確に言うと、

 

A否定的なことや批判的なことを目にしないためにやめた

B自己顕示欲の強いものを目にしないためにやめた

Cエネルギーを奪われないため、無駄に消費しないため、にやめた

 

ということです。

 

SNSがいけないと言っているわけでなはいです。

「一旦克服してから(見るものを選べるようになってから)再開した方が良いですよ」

 

いうことです。

 

実際克服した方が口をそろえて言うことがA~Cとなります。

③が腑に落ちたからできることでもあります。

 

見るものを選んでも、見えてしまうものがどうしても出てきてしまうので、

「何か嫌だな」と思っているうちに自然と離れていった、

 

ということです。

 

克服したからやめられたわけではないのです。

やめたから克服できたのです。

 

②~⑤は①に総括されていると言っても良いですね。

その問題の①に辿り着くまでにはどうしても時間がかかります。

どうか辛抱してもらいたいと思います。

 

共依存・アダルトチルドレンの方は一気に短期間で(3日とか一週間で)克服してやろうとする傾向があります。

意気込みはOKです。

ただしそんな短期間で克服できたとしたならそれはきっと洗脳です。

洗脳が解けたら戻ります。

あと、いわゆる「ポジティブシンキング」というものが私は嫌いです。

人間的ではありません。ネガティブも大切です。

表面上だけのものはその場限りです。

 

あえて「時間をかけよう」と思うくらいでOKです。

長くても、多くのお客様を見ている限り、半年から1年ですから。

人生のうちの半年から1年て短いと思いませんか?

 

それでは今年も「頭ではわかっているけど行動できない」を少しでも減らせるようなお手伝いができたらと思います。

行動を変える大変さは誰よりもわかっているつもりです。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

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