今から35年程も前の昭和47年に、ホンダLife向けに、もともとポイント式の状態で開発されたEAエンジン。
それをフルトラ化するためには、コンタクトブレーカー部分(ポイント部分)の改造だけでなく、吸気性能もよくしてあげる必要があるとのことで、エアクリーナーケースの後部に穴を開け、強制的に空気を取り入れるようにするとの説明が、林メカニックからあった。
作業の最初は、エアクリーナーケースを取り外すところから始まった。
ボクは、もともとシルバー色のエアクリーナーケースをツインキャブ用のそれと同じようにオレンジ色の塗装をしてある。
ケースを取り外す前に、穴明け加工をする箇所にあらかじめ印をつける。
穴を開ける箇所は、エンジンルームを開けても普段は目に付きにくいケースの後部だ。
写真は、エアクリーナーケースに直径4センチほどの穴を4つ、ぽっかりと開けているところである。
出家信者が修行しているところでもなければ、どこぞの刑務所でもないので、間違わないでもらいたい。
取付後には、前方からは全く見えない穴であるとはいえ、大胆に開けてくれちゃったものである。
これじゃあ、ネズミが巣くっちゃうよ!!と、正直思ったのである。
でも、フルトラにあったエアフローを確保するためだから、しかたない。
エアクリーナーケースを取り外して思い出したのだが、実は、エアクリーナーケースを取り付けているボルト穴がやや大きくなってしまっていて、ボルトの効きがいまいち緩んでいたので、この際、ついでに林メカニックに頼んで、新たに6ミリでタップを切ってもらって、6ミリのボルトでしっかりと止まるようにしてもらっちゃったりした。
ボクのStepvanに取り付けるトランジスタアンプは、和光のLA-700FXという型番のものである。
これを、外国製(たぶん、イギリス製)の光センサーと組み合わせることで、旧いポイント車の95パーセントもの車のフルトラ化が可能なんだそうである。
オークションなどでもそういう謳い文句で、フルトラ化キットとして出ているようなのだが、それらキットにあるブレードは樹脂製なのでやや耐久性に疑問があるらしいのだが、今回は、林メカニック自らがステンレスを切り出して制作した特性ブレード(回転羽根)を使用するのである。
これがすごいのである。




