美文字は深い“しゃがみ”から | 書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

バランストレーニングや書法講座など「書かない書の稽古」を取り入れることで、本来の「書の稽古」を実現。経験を問わず、子供から大人まで、存分に『書のたのしさ』を味わる場所をつくっています。

深くしゃがめれば、美しく書けるようになる!?

 

「骨盤」をテーマに、100人単位で書道の稽古をしていると、どうやら、「しゃがみ」と「美文字」には関係があることが、浮かび上がってきました。

 

和式トイレ座り、ヤンキー座り、ディープスクワット…要するに「うんこ座り」が健やかにできるようになると、ひとつは、腕の出方が変わっています。

 

いわゆる「手先だけ書き」(手首主体の書き方)が、「うんこ座り」(深いしゃがみ)が内包されるようになることで、鎖骨・肩甲骨が自由になり、「カラダ書き」(全身が通る本来の書き方)に変わっていきます。

 

 

うんこ座りが苦手な生徒さんも少なくはないのですが、特に足首やお腹まわりをほぐす機会を与えていけば、「うんこ座り」が引き出てくるものです。

 

 

「履くだけで足がポカポカしてくる~」と、特に冷え性の生徒さんに、まるみつの「バランス下駄」は好評です。うんこ座りができない人は、足関節が固いがゆえに腰痛やむくみ、血行不良が起きやすい…と言われたりしますが、足元が整う≒うんこ座りができるようになるキッカケを与えることで、腰の張りや血流もよくなったりします。

 

 

いろんな人の手を取りながら書いていると、ますます「お腹がかたい人」も増えているように感じています。お腹がかたいと、うんこ座りも書道もしにくい。下半身のエネルギーが上半身に通りにくく、書の理想とする「氣骨のある線」から遠ざかってしまいます。

 

 

お腹をほぐすには、やはり、「笑い」も効果的。もちろん、ヒモを巻いたり、バランスボードにのったり、いろんなテクニックはありますが、「笑顔に勝る健康法はない」というのは、真実のひとつなのかもしれません。

 

さて、今日から9月2週目の稽古が始まります。どんな笑いが起こるのかー。とても、たのしみです 爆笑

 

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