書道の上達のコツは「〇〇付け」 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

 

ようやく、冬らしい本格的な冷え込みに。

 

景色も、ずいぶん澄んできました。

 

 

気温が下がると、陽光のコントラストもくっきりするのか、時折

びわ湖にスポットライトが現れます。

 

 

大津道場と京都道場の距離は30㎞。電車30分ほどなのですが、電車の扉が開いた瞬間の空気感、随分と違うものです。

 

 

道場の雰囲気も随分と違うものですが、どちらの道場の生徒さんも、本当に熱心に稽古に取り組んでくれています。

 

今月の基礎書法講座のテーマのひとつは、「明末連綿草」と言われる一群の長条幅作品の特徴を捉え、それぞれの表現手法を盗み取ること。

 

テニスに例えるならば、スライス、スピン、ドロップボレー・・・、張瑞図や倪元璐、黄道周、王鐸、傅山には、それぞれに得意技(特徴的な筆法)があるものです。

 

礼器碑や曹全碑がベートーヴェンやシューベルトに、関戸本古今集や元永本古今集が、それぞれモーグルやフィギアスケートに例えられるように、張瑞図ならばフェデラーのスライスバックハンド、倪元璐ならばナダルのトップスピンフォアハンドでしょうか。

 

書道が効率的に上達する人は「関連付け」をしています。古典技法を、「一見関連しないような出来事」に例えてみる。そんな稽古も、積極的に取り入れていきましょう。

 

≪武田双鳳の書法道場≫
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<書法道場展「豐遊」>
●会期 3月20日~3月24日
10:00~18:00(入場無料、最終日のみ16:00まで)

●会場 烏丸御池しまだいギャラリー
※京都市営地下鉄烏丸線御池駅1番出口から徒歩1分