なんて、艶やかな西陣織! 墨をつけるのは、もったいないような気がしますが、この西陣織で書作品をつくろうという生徒さんも。
なんと、鹿の骨? 大腿骨? 近くで網にかかったからーと、生々しい骨を墨に・・・
夏の書遊び全国大会。筆以外で書きながら、いかに想像と創造の力を働かせていくか。
羽根、スポンジ、消しゴム、ペットボトルのふたなど、最初のクラスから、容赦なく、オモシロアイテムが飛び出しています。
書遊びの前提としての体操の時間。お手玉も大変に便利で、遊びながら全身の通りが、みるみるうちに改善していきます。
張猛龍碑は儒学に関する碑文で、書風は方筆系・・・と、座学の時間もとりりつつ、顔真卿の「蚕頭燕尾」などの実技を、丁寧に磨いていきます。
初中級者は、王羲之、北魏楷書、欧陽詢、ちょ遂良、孫過庭、顔真卿、空海、小野道風の中から選んで、古典のアレンジに取り組むのですが、ベテランの方は趙之謙や徐三庚など、範囲が限定されません。
「一日臨書・一日創作」という書の達人、明末連綿草の王鐸の稽古態度は、どうやら、現代人にとっても効果的なようです。
古典に親しむからこそ創作が育まれ、創作を営むからこそ古典が身近になっていきます。
それにしても、基礎書法テストも、書遊びも、月例課題の清書も、バッチリ仕上げてくれましたね。みなさん、ありがとうございます(*´з`)
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