令和時代の大切な書道の稽古内容とは | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

令和の書道は、書く前提の「立つ」稽古から。「筆を立てる」ことが基本中の基本ですが、そのためには、足腰背中が「立てる」状態であることが前提条件です。

 

激しい運動やきつい体操はしませんが、眠っていた身体が奥底から目覚めるような感覚を楽しんでもらっています。

 

いざ書くとなると、力が入りすぎたり(入らなさすぎたり)して、線質の違和(不自然さ)がぬぐえなくなりがちですが、バランスボードに乗ってみると、自ずと違和が解消されていったりします。

 

「古典を活かした作品制作」が5月2週目の稽古課題の一つ。

 

唐代楷書と北魏楷書、東晋代行書と唐代行書などの技法の違いを、丁寧に分析、研究していきます。

 

 

児童生徒は硬筆課題を。記号化(非生命化)しがちな書き方に、躍動を与え、普段使っている言葉に生命感を宿していく試みをしています。

 

笑いは絶えないのですが、それにしても、みなさん、熱心!

 

子供も大人も夢中になって、それぞれに書き方の錬磨に励んでくれています。

 

掃除は大切な書道の稽古です。書は、「場」に磨かれるものです。自ら場を磨かない者が、どうして、場に磨かれましょう。

 

 

最後の掃除の稽古まで、いつも丁寧に心を込めて取り組んでくれて、おかげさまで、道場はいつも輝いています✨

 

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