大寒と褚遂良 | 書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

「書で人生を豊かにする」をテーマに京都市下京区と滋賀県大津市で書道教室を開催。プロの書家として、書道パフォーマンス、講演、ロゴ制作など実績多数。

「大寒」と言われる通り、週明けあたりから随分寒くなり、京都滋賀あたりでも雪が降るかもしれません。

 

 

今日は日中は温かく、ちょっと出かけて、カフェでチョスイリョウの研究を。

 

チョ遂良35歳「枯樹賦」→46歳「伊闕仏龕碑」→47歳「孟法師碑」→54歳「文皇哀冊」→57歳「房玄齢碑」→58歳「雁塔聖教序」】と、年齢順に作品を鑑賞してみると、次第に個性が極まり、いわゆる”チョ法”を確立していった様子が伺えます。

 

同じ初唐の三大家として並称される欧陽詢と虞世南の最高傑作(九成宮醴泉銘と孔子廟堂碑)は、70代で書かれたものですが、褚遂良は、武則天と高宗との政争により愛州(ベトナム)に流され、63歳で亡くなってしまいました。もし、彼が70代まで生きていたら、どんな作品へと進化していったのでしょう。

 

明日は、大津堅田でお稽古です。2023年最初の清書が、どのようになるのか。楽しみにさせていただきます(´▽`)

 

◎書法道場展「爛漫」

202331720日・烏丸御池しまだいギャラリーで開催!(入場無料/10時~18時/最終日のみ16時まで)

 

≪武田双鳳の書法道場≫

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