リアル稽古の様子を、オンラインで配信―📸
スマホひとつで全国の生徒さんと稽古できるなんて…、本当に便利なものです。。
今日は、オンライン生の皆さんの作品添削を。作品の画像ではなく、実際に書かかれた現物の作品と密に接することで、それぞれの伸びしろがクッキリと浮かび上がってきます。
紙の裏から、入木三分という書の基礎を確認しつつ、楷書であれば三折法・露鋒、行書であれば二折法・中鋒の筆法などを、細やかに観察していきます。
いかに、一画の中での太い細い（筆の開閉）を滑らかにしていくか。呼吸が“通る”とスムーズになりますので、震えやすい方は、よろしければ、書道に効くヒモトレを試してみてくださいね。
高段位の方は、空海も得意とした「蹲筆」という技法で、筆の弾力を引き出していきます。筆先を紙の繊維の隙間に引っ掛けるようにして、筆をSの字状にたわませ、筆のコシ（弾力）を最大限に引き出すことで、より伸びやかな線で表現できるようになります。
今月１回目の添削アドバイス動画を、明日朝頃までには配信できそうです。ひとつでも参考になるところがありましたら、幸いです。
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