恋煩いならぬ、書煩わいでしょうか? 近所で佇む鴨の姿、どうも、基本筆法(浮鵞)に見えてきて仕方がありません。
「ガチョウ好きの王羲之が、自分の書と交換してまで手に入れたガチョウの頸(くび)が自在にくねる様子をみて、筆法の極意をつかんだ」という故事「換鵞(かんが)」もあるくらいですから、
こうやって、ぼーっと鴨を眺めることも、もしかした書の稽古になりうるのカモしれません🐤
今月もオンライン基礎書法講座も、いつのまにか紙で指を切って流血していたものの、おかげさまで無事に終了。清代碑学派の書から甲骨文字まで、およそ3000年に渡る書の旅、なかなかに、スリリングでした。
いただいた手紙をじっくり読んでいると、全身に電気が走り、思わず合掌してしまいました。最高のマッサージを受けたようで、有難さで、心がじゅんじゅんしています。
今月の講座は、明日(5月30日)の「大きな筆をつくって大きく書こう」を残すのみとなりました。参加者の皆様が、自ら作った巨大筆で、どんな書にされるのか、とっても楽しみです(´▽`)
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