王羲之の「換鵞」? | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

恋煩いならぬ、書煩わいでしょうか? 近所で佇む鴨の姿、どうも、基本筆法(浮鵞)に見えてきて仕方がありません。

 

「ガチョウ好きの王羲之が、自分の書と交換してまで手に入れたガチョウの頸(くび)が自在にくねる様子をみて、筆法の極意をつかんだ」という故事「換鵞(かんが)」もあるくらいですから、

 

こうやって、ぼーっと鴨を眺めることも、もしかした書の稽古になりうるのカモしれません🐤

 

今月もオンライン基礎書法講座も、いつのまにか紙で指を切って流血していたものの、おかげさまで無事に終了。清代碑学派の書から甲骨文字まで、およそ3000年に渡る書の旅、なかなかに、スリリングでした。

 

いただいた手紙をじっくり読んでいると、全身に電気が走り、思わず合掌してしまいました。最高のマッサージを受けたようで、有難さで、心がじゅんじゅんしています。

 

今月の講座は、明日(5月30日)の「大きな筆をつくって大きく書こう」を残すのみとなりました。参加者の皆様が、自ら作った巨大筆で、どんな書にされるのか、とっても楽しみです(´▽`)

 

≪武田双鳳の書法道場≫

http://www.souhou.biz/profile1.html

 

【体験入会】

●通学体験

http://www.souhou.biz/profile1037032.html

 

●オンライン体験

http://www.souhou.biz/profile1037035.html