琵琶湖・野洲川・白帝城 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

 

京都道場を片付け、今度は堅田だ~と外に出ると、もこもこ羊のような空模様。今日は、どんな夕焼けになるのでしょう。

 

 

堅田駅を降りると、ますます、夕焼け空への期待が膨らむ空模様。大急ぎで堅田道場の片付けを終わらせ、自転車にまたぎます。

 

 

とにかく、空が広いところを目指し、琵琶湖大橋を渡ります。振り返れば、そろそろ焼けて来そうで、さらにスピードを上げていきます。

 

 

お気に入りの夕焼けスポット、野洲川河口付近に到着です。

 

 

サンシャインロード。次第に、こっちのほうに伸びてきてくれます。

 

阿吽の呼吸で染まりゆく空と水。

 

太陽の光を反射する水面-と思ってしまいましたが、そういえば、水中に光は入っています(当然のことですが・・・)。

 

「反射」というより、「染み込む」という言葉にあてたほうが、風景をより深く味わえるのかもしれません。

 

 

それにしても、まぁ、この世界の色って、劇的に変わるものなんですね。

 

 

7時までに帰るーと家族に連絡したのに、結局、太陽が途中峠付近に隠れる7時頃まで、ぼんやりと眺めてしまいました。

 

 

さぁ、帰ろうとするも、安西監督の「あきらめたらそこで試合終了だよ」が脳裏に浮かび、もうちょっとだけ・・・と琵琶湖湖岸に寄り道。。

 

 

ピンク色の琵琶湖、めちゃめちゃ、キレイじゃないですか。

 

 

上空を見上げれば、この世の終わりのような劇的なレッドに。

 

今月の課題には、「蒼穹」や「彩雲」など、空にまつわる言葉が登場します。なんども、書いていると、やはり、空を眺めに行きたくもなるものです。

 

 

李白の漢詩「朝辞白帝彩雲間」(朝に辞す 白帝 彩雲の間)。今月の基礎書法講座で取り上げた顔真卿と同時代の李白は、どのような彩雲を眺めたのでしょう・・・

 

そう、思いにふけっていたら、あっというまに夜の8時になってしまったのでした。。

 

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