彩雲・BEAMS・ユーハイム | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

京都駅近くの書法道場。夕方クラスが終わって屋上に昇ってみると、アーティスティックな空の色!

 

「朝に辞す白帝 彩雲の間」と、みんなで詩仙・李白の漢詩を書いていたからなのか、嵐山方面の空に美しい彩雲が🌈

 

 

東寺方面の空には昇り龍🐉

 

清水寺方面には、夕焼けに染まる高台寺の霊山観音。

 

ブルーが映える東福寺方面の空。

 

東西南北どこを眺めても、心揺さぶられる美しさ。

 

愛宕山あたりに、みたこともないような雲が。

 

空からのご褒美に、なぜか、弓矢とマントを持参のチビッ子生徒さんも大喜び。

 

さて、今日は朝から、京阪七条とJR京都駅の中間あたりに位置する道場でお稽古でした。

 

書道の稽古の本質たる身体感覚の錬磨を、ヒモトレやバランスボードで遊びながら、深めていきます。

 

 

地面のエネルギーを筆先への「通り」を良くするための稽古。お手玉とバランスボード、なかなかに面白いものです。

 

 

センスは知識からーということで、今日は、基礎書法知識を定着させるテストを。


生徒の皆さん、それぞれに工夫されながら、記憶の作業を効率化させてくれています。

 

 

本日朝クラスて、新しい書道道具も登場しました。「本物の道具こそが本物の上達を導く」は真。選びに選び抜いた、こだわりの書道道具を生徒さんに紹介しています。

 

まずは、極上の固形墨「胡麻油煙墨」。書法道場特撰墨汁「雪月花」の原液を本物の胡麻油煙墨で磨れば、そもそもに細やなかな粒子が、さらに細かくなることで、払い先やハネ先などのミリ単位にまで技を尽くしやすくなります。

 

 

次は、新しい筆。伝教大師最澄遷化1200年記念に製造した大筆「最澄」。大人気筆・楷書向けの「空海」と対になるもので、「最澄」は行書向けです。

 

夕方クラスでは、小三の男の子が新たに入会。挨拶の仕方、敬語の使い方、掃除の仕方、見知らぬ大人(ヘンなおじさん?)との接し方、御相伴の預かり方など、「礼儀作法」も細やかに、指導をしていきます。

 

 

ヒモトレとバランスボードを使って、自分との距離感を整える時間。子供も大人も、互いに身体に潜む力を引き出し合っていきます。

 

 

今日のスイーツはユーハイムのバウムクーヘンなど。僕は食べそこないましたが、生徒の皆さんが美味しそうに召し上がっていました。

 

 

きな粉味など、いろんな種類のチョコレートも登場。


 

エジプト感ただようスイーツも!!

 


夜のクラスも、ワイワイ、ほどよく盛り上がってくれます。

 

顔真卿と褚遂良の書き分けをしているとき、それぞれの書き方に、おのずと拍手が起こります。互いをたたえあう皆さんの優しさに、胸がジーンとします♥

 

 

服も車も髪型もオシャレなデザイン書道家のアシスタントさんが、「剣玉までオシャレなのか」と驚かれます。BEAMSのけん玉、あるんですね。。


 

アシスタントさんの掛け声で、剣玉大会がスタート。トメケンなどが成功するたびに、歓声が沸きます(ちなみに、剣玉遊びは、筆使いのレベルを効果的に向上させます)。

 

 


先月、「元気が出る」をテーマに創作書道ワークを開催しました。


その作品の表装が完成し、生徒の皆さんにお渡し。


表装すると、作品の良さが際立つもので、生徒の皆さんも、随分と感動されていました。

 


ビワイチ。滋賀県民にはたまらない作品。琵琶湖一周、ぼくも、いつかチャレンジしたい!


 

まさに「和顔愛語」の生徒さんが掲げる「和顔愛語」、まさに「山はしゃぐ」ような「山はしゃぐ」、ステキですねおねがい

 


「蒼天」。これも、いい。スキッと爽やかな書きぶり。。

 


さぁ、夜稽古が終わって、「キラリと光る生徒さん」のインタビュー。詳細は来月発行の道場新聞でー(取材に応じてくださり、本当に、ありがとうございました)。


 

インタビューが終わって、アシスタントさん達とお夜食しながら恋バナなど。その幸せそうな表情、最高のおつまみですね(*´з`)

 

 

愉快な生徒さんやアシスタントさん達のおかげで、今日も笑顔が高配分な1日になりました✨

 

 

大地のエネルギーが筆先に通り、言葉に魂が宿り、天まで届くような表現をー。これからも、みんなで遠慮なく出しあっこしてきましょう!

 

 

 

 

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