願い叶う七夕短冊 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

「書けば叶う。飾れば叶う」。非科学的ですが、それを否定する科学的証明はできないでしょう。


実際に、「書いた通りに叶った」という生徒さん続出。。

「今年も、願い叶う短冊、楽しみにしていました」という生徒さんには、

コロナの影響で、今年は、お稽古で「願い叶うワークショップ」ができなかったことを申し訳なく思います…。


「書」は、「言葉」に力を与える道具です。「言葉」で表現される「願い」に、「書」は、大いなるパワーを与えます。
 

もちろん、願いの文章表現を工夫することで、
願いは強められますが、

さらに、書で表現された願いは強く、そして、叶いやすい。


お稽古では、願いを叶える言葉の選び方から、文章の作り方もアドバイス。

15年ほど文章読解や小論文を教える講師をしていました。その経験で培ったノウハウも、お伝えしています。


文章を「神様が読みたくなる」レベルまで磨くだけでなく、字の書き方も「神様が読みたなる」ところまで磨きたいもの。

どれだけ、文章にインパクトがあっても、神様が読みにくい字の書き方では…。



漢字と平仮名のバランス、画数の多い字と少ない字の調和、明るい暗いの光度調整など、

3000年の書の歴史の力を借り、そして、愉快な仲間と共に「場」を分かちえば、決して、自分ひとりではできない表現が生まれるものです。


字が苦手ーというコンプレックスを持つ方も、僅かなコツを伝えるだけで、「こんな短冊が書けるとは想像すらしていませんでした」と驚いてくれます。


書法道場の「願い叶え短冊」のお約束のひとつは、誰のためではなく、「自分の願い」を書くこと。

「子供が受験に成功するように」とか「世界が平和になるように」といった願いは、できれば、ご遠慮いただいています。

誰か何かのフィルターにかけ、自分の願いをぼやかしてしまうのは、その人生にとって大変にモッタイナイことのように思います。

 
とりあえず、筆で思いつくままに願いを書いていれば、勇気を振り絞らなくても、自分の本当の願いに気づいていくものです。



今日は七夕。さて、どんな願いを叶えていきましょう?

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