10日前くらいからごそごそと作業を始めて、今日までになんとか予定通りのPT2録画機が完成したので、その内容について記録を残しておく。


○作業1 以前のディスクの内容を保存


Linux OS ubuntu9.10 Server 64bitで作ったPT2の録画サーバーについてはSSD(40GB)にインストールしていたので、これをWindows XPにごっそり入れ替えるため、またいつでも元の状態に復旧できるようにディスクの内容を別のハードディスクに保存した。

使ったソフトはフリーのEASEUS Disk Copy。英語表示だが、フリーウェアにしては使い勝手はかなりよかった。


○作業2 OSのインストール


SSDにWindows XPをインストールする。


○作業3 PT2のセットアップ


ネットに特に多く記載してあるスタンダードなソフトを入れる。

BonDriver_PT2(Ver.1.00)+TVTest (ver.0.7.11)+TvRock(Ver 0.9u2)+RecTest (ver.0.3.1)+TvRockOnTVTest (修正版 8.2)


○作業4 予約録画のスタンバイ設定


今回再構築するに当たっての一番の肝としていたのが、XPの機能にあるスタンバイ機能を使った予約録画。通常は待機(スタンバイ)状態としてPCはお休みしていて、予約した時間になったら復帰して録画を始めて、録画が終わったらまたスタンバイ状態に戻るようにする。

この設定はTvRockの設定をうまくしてやる。


・「システム設定」で 「復帰処理をタスクスケジューラで行う」にチェック

 OSでアカウントとパスワードも設定しているので、それぞれ入力
・「チューナー」で各チューナー(自分の場合4つ)全部のTvRock DTV Targetの中の「録画中に番組情報の更新を行わない」「終了処理を外部から行う」「終了しない場合は強制終了」にそれぞれチェックを入れる。タイムアウトは「30」秒にする。

 これらの設定で現在うまく作動している。(スタンバイ→録画→スタンバイ)

○作業5 リモート操作の設定


PT2を入れたPCは録画専用機として他の用途には使わない。普段メインで使っているPCがあるが、キーボードとマウスは各一台のみ。PT2録画機にアクセスするのにその都度、キーボードとマウスを付け替えるのはかなりの手間。なんとかうまくできる方法はないか調べた結果、リモート操作するやり方がいいということが分かる。

Windows付属のリモートデスクトップを使用するとカードリーダーがおかしくなるということで、UltraVNCというフリーのリモートコントロールソフトをインストールして使用することにした。

これでTvRockの設定等の変更はメインPCからリモートでできるようになった。(リモートなのでちょっと動作は重たいが・・・)



以上が大まかな設定記録だが、補足は後日記載する。

PT2がドスパラの抽選で当たり、購入したのが今年の3月。

それから4月にリナックスOSのUbuntuで録画サーバーを製作しました。


構成は

OS:Ubuntu9.10 Server 64bit
マザーボード:Intel D510MO
メモリー:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800 (DDR2 PC2-6400 2GB×2)
ストレージ: Intel X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5(40GB)、WD Caviar Green WD20EADS (2TB)
ケース:マスタードシード JX-FX300B

PCI : アースソフト PT2 RevA

カードリーダ:NTT-ME SCR3310-NTTCom

分波器:DSP-77FW-P


そして半年が経過・・・

ひとまず安定して稼動していますが、さらなる静音サーバーを目指しています。

(実は録画が必要な時しか電源を入れておらず、常時稼動しているサーバーではないのですが・・・)


リナックスを導入するのは実に初めてで色々と敷居が高いです。ハードディスクの回転を止めるとかどうしてもできないので、音がちょっと気になります。


そこで、次なる一歩を現在検討中です。