使わない部分の「とりあえずカット」が、×な理由とは? | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、使わない部分の「とりあえずカット」が、×な理由とは?



最近ようやく、

ちょっと調子が悪くなってきていた

(時々誤動作する)

電動車いすのクセのようなというか

微妙なタイミング的なものを

掴みつつある今日この頃なんですが、


この前のブログで紹介した

「観察眼」が向上できると、

こういう何かのクセのようなことを、

感じとるというか察するというか

気づくことが上手になってくるんですよね。


『あぁ。っていうか業者に言って

直せばいいんじゃないのか...』


まぁそうなんですけど、


業者に言って直すと代車対応になりそうで、

その代車の車いすっていうのが

また問題ありなんですね。(^-^;

(今までに2度ある。)


『と言うと?』


はい、一応モデルチェンジした

最新式の車いすみたいなんですけど、

いろんな箇所の使わないであろう部分が

カットされてるんですね。

たとえば、肘おきの長さを短くしたり...

(これは僕の車いすです。)

それ、
僕にとっては非常に問題ありなんです。(^-^;

というのはまず、リハビリの時にベッドに
乗り移るんですけど、(介助されて)
車いすに戻る際に車いすの肘おき(右側)を
手すり代わりに掴んで移乗するんですね。
(介助はしてもらうんですが)

でも代車の車いすだと、
ちょうど掴みたいところがカットされていて
100%先生にゆだねることになってしまい、
かなりの負荷をかけることに
なってしまうんですよね。(^-^;
(かなりの申し訳なさ)

それからボッチャをやる際にも
いろいろ影響があるんです。

僕はボッチャの試合とかだと、

こういうのを車いすの肘おきに
取り付けるんですが、
肘おきの長さが短いと
それが出来ないんですね。(^-^;

あとボッチャの体育館練習に行く時とか
ボールケースを持ち歩く時には、
片側だけなんですけど肘おきの上に
ボールケースを載せるんですね。
(車いすに持ってもらう...笑)

そうすると半分くらいの重さに
できていたんですけど、
それが出来なくなるんです。(^-^;

『ふ~ん、まぁいろいろあるんだろうけど、
結局何が言いたいんだ?』

はい、つまり、
ある部分が必要になるのは、
やっぱり人それぞれということなんです!

たとえ「これ、要らないだろ...」と思っても
当事者には大事なもの
なのかもしれないんです。

たとえばよくある例で言うと、
車のモデルチェンジなんか
よくそうなりますよね。
「なんかカッコ悪くなったな~。」とか
「前のモデルの方が良かったな~。」とか...

便利グッズみたいなモノでもよくあるのかな...
こちらを参照してください。
⬇️⬇️⬇️


あと僕の場合はなんですけど、

これに似たことで、
「誰かにとってのバリアフリー、
自分には...」っていう箇所に
時々遭遇するんですね。

その時っていうのは
だいたい泣き寝入りするんです。(^-^;

なので使わないであろう部分の
「とりあえずカット」は慎重に...

『まぁ確かにな...』