「車いす優遇」の、ある実情!? | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。

おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして

出来ることをupさせる、

バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。


本日は、「車いす優遇」の、ある実情!?




昨日、名古屋城付近に行ったのですが、

その際にあることを想いました。

「あ、そういえば名古屋城は

エレベーターが付いてるんだったな~」と。


『ふ~ん、そうなんだ。

お城とかにもエレベーターって

付いてるんだな。』


そうなんですよ。珍しいんですけどね。


ちなみに全国でエレベーターが

設置されている城は、

名古屋城を含めて5つしかないんですよね。

名古屋城と大阪城とあとどこだったかな...



(昨日は時間の都合で

外から観ただけにしました。)


『まぁお城がバリアフリーって

なんか想像つかないな~...

でも車いすでお城にまで行けちゃうくらい

バリアフリーのことって

整備されてきているんだな。』


はい、そうですね。


でも駅とかにあるエレベーターって

探すのがけっこう大変なんですよね。


誰も近づかないような

ひと気のないようなところにあったり、

(地下鉄のエレベーターの場所なんかは、

ちょっと怖いような場所に

よくあるんですよ。苦笑)


標識に沿って行ってても、

「え、これ...」っていうような

荷物運搬用のかなり旧式の

エレベーターも少なくないんです。(^-^;


まぁでもエレベーターがあるだけでも

いいんですけどね。


とは言え最近は、


こんなような

ユニバーサルデザインのエレベーター

も増えていて、

いろいろ助かってるんですが...


エレベーターと言えば、


昔、東京スカイツリーのエレベーターでの

衝撃は忘れらませんね。

車いす利用者になって

間もない頃だったので特に...


現在はどうなのか分からないんですが、

その頃のスカイツリーは

できてそんなに経ってなかったので、

2,3時間待ちはザラだったんですよね。(^-^;


しかしそんな中、

車いすエレベーターは15分待ちくらいで

スッと行けちゃってたんです。


なにやら専用の入口から通され

なんとも絢爛豪華なエレベーターで...


ハンパないくらいのVIP待遇で、

「これが車いす優遇というヤツか...」と

まざまざと魅せられていましたね。

「え、いいの...」と思いながら...


『車いす優遇?

あぁあれね。優先席みたいな...』


だから電車の場合だと、

けっこう混んでても

必ず車いすスペースのところを

空けてもらえるんですよね。


ディズニーランドのショーとか

何かのコンサートの場合だと、

絶好のポジションで悠々と観れるんです。

(車いす席)


とにもかくにもVIP待遇なんです!(^-^)


なので僕も「この紋所が目に入らぬか!」

みたいな感じで、
様々な施設にてすかさず障がい者手帳を
ササッと見せて
進んで使ってるんですが...(苦笑)


でもまぁそれにより、いいポジションで
待ち時間もほぼなくスッと行ける訳なので、
非情にありがたいシステム
ではあるのですが、

時にはこのありがたいシステムから
一歩踏み出して、
行列に並ぶしんどさを味わってみたり、
人混みの中を縫うように
走行してみたりなどと、

いろいろ経験することも必要なのかも...

歯は堅いものを食べないと
丈夫にならないように...