幽玄の間 | ほいみんの のんびり日記

ほいみんの のんびり日記

人生は旅である。誰もが言っているつまらない言葉だけど
本当なんだからしょうがない。

数年前から、トレードが暇な時は、いつも囲碁のサイトを

開いている。日本棋院がやっている幽玄の間というサイトだが、

対局はもちろん、タイトル戦や海外棋戦の観戦が出来て、

暇つぶしには最適だ。


私の棋力は、そこらへんの腕自慢のオヤジよりは強いが、

そのオヤジが舌を巻くような人には歯が立たない、というぐらい。

幽玄での棋力は6~7段ぐらい。8段は県代表を狙えるor

プロ棋士なので、まあそこそこといったところだ。


その幽玄の間の機能で「同好会」という機能があって、特定の

仲間だけでサークルを作って会話ができる。


同好会を立ち上げると自分で作成した同好会用のアイコンを

使用できるので、くらげ様(ホイミスライム)のマークを作成して、

当初は一人でぷかぷかと浮いていた。


そのうち、以前に所属していたメンバーが流れてきて、一人、

二人、と増えていったが、去年ぐらいから、小、中学生の子供が

友達を誘って次々入会して一気に賑やかになった。


子供といっても、私よりちょっと弱いかいい勝負か、ぐらいだった

ので、相当な棋力。何よりも子供の上達は著しく、たった1年経った

今ではなかなか勝てなくなってしまった子もいる。


もちろん、こんな子供が日本中にうじゃうじゃいるわけでもなく、

どういうわけかめぐり合わせで集まったということ。

今年の大会では、小学生、中学生の個人戦や団体戦で優勝や

準優勝、ベスト4に入る子が続出して、予期せぬ強豪集団に

成長してしまった。


最近では大人?の強豪も入会してくれて、先日の大会では

日本一にあと一歩、というところで、応援に行った私は

久しぶりに熱くなった。


私の年では、いくら努力しても伸びしろはほとんどない

のだが、やはり特別強い仲間がいると刺激を受ける。

あと半子、県代表にたまに勝てるくらいまで、そこまで

生きているうちにたどり着けたら最高なのだが、と思いつつ

日々勉強している。


以下は、先日の大会で中学生の部で全国ベスト4に入った子との対局。


私の黒番

持ち時間 なし 秒読み10秒の碁なので、細かい内容に意味はない。


ほいみんの のんびり日記-g1

序盤の得意な私が、最初に走って、ほぼ定石を打ち終えた感じ

なのに、形勢は黒が打ちやすいと思う。白の厚みは方向が

悪く、働かない形。



ほいみんの のんびり日記-g2

序盤のリードを保って、黒が逃げる。下辺を破っては黒が

勝勢確立か。


この後、何度もパンチを食らうが、どうにかしのぎ切って久しぶりに

勝つことが出来た。


毎日強くなっていく子供達なので、まもなく全く歯がたたなくなって

しまうのだろうか。