今年最大の話題銘柄と言えるかもしれないが、不幸なことに
この地合での上場。もともと新興の中では重量級なので、
どれほど話題性があろうと、一本調子で騰がっていくわけがない。
まずは公募と超々短期組をこなしてからだ。
昨日のNYが「不幸」にも急騰してしまったため、発射台が非常に
高いところになってしまった。それでも買い進む人が多かったようで、
思ったよりもボリュームは膨らんだ。しかし、知っている人は
知っていると思うが、IPOが狂喜乱舞していた時代でさえ、
12月の大型銘柄は動かないのである。あの時でさえ動かないのに
この最悪の地合でいきなり騰がる訳がない。
当然のように初値を割って終了したが、張り付きにならなかったと
いうだけで健闘したほうである。
ここから先は、売り惜しみ公募の残りと、雰囲気に飲まれて訳も
わからず買ってHOLDした人の投げに対して、年末の閑散相場の
代替戦場となると見込んでいる買いとの綱引きになる。
ただ、運動会ではないので、この綱引きは相手がいないほうがいい。
下手すると、後ろを見たらこっちは自分だけになっていたりするから。
入ってくる資金の絶対量が少ないので、グリーを支えきれずに小型
のみが物色されてグリーは後から動き出したり、最悪は全部まとめて
やはり今年は動かなかったり、どうにも先が読めないところが大きいが、
時期が時期だけに、過大な期待は慎みつつ、市場全体の荒れ模様が
収まった幕間つなぎに資金が流れ込んでくることを期待したい。