なんと言ったらいいのかわからないが、ただ見守るしか出来ない
ような恐慌状態の下落、さらに、今の下げが最終局面とも思えない
怖ろしさ、もはや余計な説明も不要だろう。
不幸中の幸いと言うべきか、私は今日から含み損になっている状態
なので、パニックにはならなかった。午前中に2000株減らして、
残りは張り付いてしまったが、PER5.5の理外の下げにじたばた
してもしょうがないと、少し現引きした。これは最後の手段では
あるのだが、あしたもう少し現引きして、この分はバランスシートから
切り離してしまえば、(投信は放置しておけばいいから)心配事は
なくなる。
信用で持ち続けて、評価損が膨らむたびに増資して手当てするのは
根本的な解決にならない。評価損が膨らむたびに手当てが必要に
なる。それよりは、現引き(買い取り)して、評価損益の対象外に
してしまえばよい。まさにどこかで聞いたような話だ。
とりあえずそれでいったんケリをつけて、落ち着いたら、
しばらくは積極売買からは遠ざかろうと思う。
しかしこの下げは過去に全く類を見ない下げだ。我々は貴重な、
ほんとうに貴重な、後々まで語りつがれる経験をしている。
テロの時は一瞬で大暴落したが、その後は急激に戻した。
ITバブルの時は、落ちるべき理由のある問題銘柄、超割高銘柄が
奈落の底まで落ちていった。いわばどちらも動きは恐慌でも、実は
理性的な下げであったが、今回のはちょっと違う。割高割安、
上方修正、材料、テーマ、もう何の関係もない。強いて言えば
最大の売られる理由は「上場しているから」。それ以外にない。
いったいどこで収まるのだろう。おそらくアメリカは利下げはするが
それは全く効果がないだろう。世界協調利下げも意味がない。
深刻さをアピールする悪材料になるだけだ。とすると、あとは一つ、
アメリカの迅速な公的資金の投入だろう。
今までは出来なくても、もう大丈夫だろう。イギリスも公的資金投入に
踏み切った。そしてこの下げ。残された材料はこれしかないから、
おそらくアメリカが公的資金投入に踏み切ったところで反転、
とりあえずそんな予想を立てているが、余りにも下落ペースが
早すぎるので、その前の踊り場が早く来て、最後のトドメの前に
対策が出てくる、という期待は正直ある。
こんなに深刻になる前に公的資金を投入できていれば、おそらく
さしたる混乱もなかっただろうが、こればかりはしょうがない。
医者は症状が出る前に薬は出せない。ましてや命の危険を
伴う外科療法は、患者が命の危険にさらされない限りは無理と
したものだ。それが患者の容態を致命的に悪化させたとしても
それは言い訳が立つから。
今日はもう一つ悲しい知らせがあった。私の所有していた未公開
企業が、親会社に吸収されるため、強制的に株式買取になって
しまった。
その価値は1株4500円。100株10万で買ったから、5%に
なってしまったことになる。独立系から親が東1のフューチャーに
なったことでかなり期待していたのだが、もはやどうにもならない
らしい。
まあ、このまま放置しても上場は5年以上は無理と思っていたし、
もはや回収の可能性があるとも思ってはいなかった。
ほいみん家資産としては2年前の時点でゼロ査定にして
いたので、45万円は臨時収入だと思って有難く使わせていただく。
まさにサブプライム証券のようだ。
ここで目茶目茶になった後、必ずチャンスが生まれる。それは
暴落後のリバ狙いなどのチンケな考えでなく、すべてが崩壊した後の
新しい始まりだ。数年掛けて、波乱がそれほど大きくなくコツコツ資産
100倍、そういう新しい時代が始まる。
超新星爆発の後のガス雲の中から新しい星が無数に生まれる。
それは秒読みだ。