昨日書いたナノに関する好悪材料の中で、(IPOとは
関係なく)最も重要視されるべきなのは需給。ということは、
この銘柄は上に行く可能性が高い。複数の予想会社が
ネガティブな初値予想を出していたが、それはあくまでも
初値予想である。VCが売れないという事実がある以上、
超品薄のゲーム銘柄になる可能性は非常に高い。
公募割れの水準は誰もが「買いたい弱気」で息を潜めて
待っているというのが予想された状況であっただろう。
昨日、5時までチャットで騒いでいたが、今日はしっかり
8時に起きて準備。場合によってはまた狂ったように買って
やろうと思っていた。ただし、出来高水準(初値買いの
ボリューム、ないしは累計出来高の膨らみ具合)だけは
きっちり見ていかなくてはいけない。
しかし、そのアテはあっけなく外れてしまった。ゲーム銘柄
以外のプラス要素が出てきてしまったから。
理由その一は決算。寄り前に出た3Q決算だが、
売上 経常 当期
20-2Q 39 -342 -343
20決予 267 -1186 -1187
に対して
20-3Q 261 -318 -319
他社比較で見れば相変わらずのクソ赤字企業かもしれないが、
上期の悲惨な進捗からみたら、これはビッグサプライズ。
19年度を見ても、売上げはむしろ4Qに偏っているので、
上方修正含み(しかしそれでも真っ赤っ赤w)とも言える内容。
これは参った。引け後に野村が何か出す可能性はあると
思ったが、まさか寄りでやってくれるとは。これでネガティブ
要素のうち、業績悪というのがなくなってしまった(あくまでも、
コンセンサス=公募価格に対する相対的な業績評価だから)
そしてもう一つのボリュームという点でも、これでクリアされて
しまうだろう。
さらにもう一つ、今日は野村のシステムトラブルでHTが使えなく
なっていたらしい。ならば、こんな低位で損をしてもたかが知れて
いる株、無理に売ってはこない可能性が高い。窓口で売るにしても
この状況なら「待ってみましょう」と彼らが言っても問題なさそうな
状況でもある。
さて本番。
寄りから余力全部突入しては見たものの、案の定、売り気配どころか
大幅な買い長。さすがにこれには参った。オフ会でも、余計な事を
ベラベラしゃべらないように、と、2次会で「変なものを買う」という宣言は
したが、具体的な銘柄は1人にしか話して無かったのだが、
結局こういう悪巧みは成功しないものか。
25000を越えたあたりで、さすがにロックアップ解除を睨んだ値幅の
縮小+リスクを考えて、次々と買いを取り消す。
結局寄ったのは27000円。買ったのは600株。
あっと言う間にS高になってしまったが、買い数を減らしたのは、
裏目に出たときに本当に一発退場になってしまうことを避けたため
なので、こればっかりはしょうがない。沢山買えなかったことは
悔しくもなんともなく、強いて言えばHTがぶっ壊れた野村に一番
腹が立つぐらいのことである。しかし、いつもだったらこんな銘柄は
リストにも入れずに無視してしまうので、買えただけでもよし、
というか、この銘柄に感性が働いたということで満足しなければ
ならない。
10円で売っていた石ころは、ダイヤモンドではなくても、色が綺麗と
言うだけで簡単に価値が跳ね上がる。今回はまさにそんな感じだった。
さて、明日のネットイヤーは、ナノとは違って誰もが欲しがる人気銘柄。
業績、需給、割安感、どれをとっても申し分ない。
ということは、初値は申し分ない安値では買えないということ。こっちは
100万円のダイヤのパターンなので、人気があるからというだけの
理由では飛びつけない。
初値の状況によっては需給と、寄り付き直後の売買のボリュームと単位を
しっかり見る必要があるかもしれない。
今日の含み益増加 360あわび (あっちの塩は除く)

