前世療法7 |  ライター稼業オフレコトーク

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 サイキックカウンセラーによる『幸せになるための前世療法』の第7弾。今回は多くの人が関心を寄せがちな男女の不倫問題。悩みながら泥沼不倫を継続中の女性は必読だ。

 

 

以下、転載記事

 

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 恋愛は素晴しいものです。そのときの男女の心を幸せいっぱいに満たしてくれます。しかし、時には幸せの時間の中にいながら心が痛むものもあります。それが不倫です。

 この不倫というものは昔から存在しているものであり、男も女も異性を好きだという感情がある限りなくなることはありません。

 しかし、不倫を行うカップルに真の幸せ感はなく、そこにあるのは後ろめたさだけ。あるいは進展のなさに歯がゆさを覚えることもあるでしょう。その結果、心身ともに傷つく人もいます。ここでは、長年の不倫の末に病気になってしまったある若い女性のケースをご紹介します。

 

<CASE・1>

「不倫の代償で自律神経失調症に…」

東京都/須藤亜矢さん(仮名)28歳

 

【相談したい事】

  今、付き合って10年になる彼がいます。彼は20歳年上の社会人で、私が高校生の時に知り合いました。また、彼には妻子がいます。そう、不倫という関係です。付き合い出す前から奥さんがいることは知っていました。しかし、私は結婚願望がなかったので、妻子持ちの男の方が気が楽と思い承知の上で付き合ったのです。周りの人からは「やめろ!」と何度も忠告されましたが、彼の優しさに引き込まれなんとなくここまで来てしまいました。一時は結婚して欲しいと思ったこともありましたが、今はその気もありません。ちなみに彼はバツイチで、子連れの女性と再婚直後に私と不倫を始めています。

  そして2年前の彼の誕生日の時、私は突然自律神経をやられ倒れてしまいました。治すのに1年以上かかりました。そこで、これを機に生活を改めようと思い、彼に別れを告げたのですが「生意気言うな!」と怒られて、まだずるずると関係を続けています。果してこのままでいいのか、こんな精神状態のままでは仕事も続くのか不安です。しかも最近、彼と会うと手が汗ばんできたり、めまいを起こしたりと病気の再発兆候が出るんです。何か因縁めいたものがあるんじゃないかと思い心配です。

 

 

【彼女の前世】

  花魁をやっていましたね。身長は今と同じくらいです。黄色と緑が中心の派手な着物を着て、緑の鼻緒がついた赤い下駄を履いて、しゃなりしゃなりと歩いてる姿が見えます。ファッション的なことにすごくうるさかったみたいですよ。

  花魁になるまでの人生はそれほど波瀾万丈はなかったみたいですが、なった直後に問題が起きていますね。それは男性が原因です。

  あなたは当時、一人の男性と付き合っていました。相手に熱燗を注ぎながら会話しているところが見えます。初めは仲が良かったみたいですね。しかし、あなたが結婚を望んだにもかかわらず、相手は遊び人のためその気がありませんでした。そして、あまりにもしつこいあなたがうっとうしくなり、毎日ケンカをするようになってしまいました。

  そんなある日、あなたは最後の決意を秘めてお寺に彼を呼び出しました。しかし、彼の返事は相変わらずで、おまけに殴る蹴るの暴行まで受けてしまいます。失意のどん底に落ちたあなたは、ふらふらと井戸に行き、そこで首を吊ってしまいました。まだ、若かった頃です……。

 

 

【彼女の前世から視る診断結果】

  本当はもっと詳しく見たかったんだけど、あなたの後ろに白装束を身にまとった、やせ細って髪がぼさぼさで血まみれの人の霊がいて邪魔をして見せてくれないの。あなたに直接害を及ぼす心配はなさそうだけど……。

  さて、彼との今後ですが、すぐに不倫をやめなさい。そうしないと、あなた死んじゃいますよ。自律神経の病気は彼からきているからです。彼の誕生日に発病してるということからも、二人の星回りからなるべくしてなった結果です。今、再発しかかっていることもあるし、一刻も早く別れて下さい。

 彼が別れたがらないのは、あなたに隠れた魅力があるからなんです。おそらく性的な面で……。それは本当は女にとってとても幸せなことなんですが、あなたは相手が悪すぎました。彼のことをやさしいとか言っていますが、本当にそうなら再婚早々浮気なんかしないでしょ?  ましてや高校生に……。しかも、別れてくれないなんて、あなたの将来や健康のことなんて何一つ考えていません。本当にいい人なら、あなたが自立できるようにあるいは結婚のことまで考えてくれるはずです。今のあなたは、彼にとって「ただの都合のいい女」にしか過ぎないのです。

  それから、あなたが言う因縁についてですが、女性はセックスすると相手の因縁をしょってしまうものなのです。因縁とは、簡単に言えば相手の癖です。つまり、彼は平気で浮気をする癖がありますよね。あなたはそれを許す癖を持ってしまったのです。今、断ち切らないと、そんなことをずっと繰り返すことになってしまいますよ。そして、待っているのは破滅です。本当に自分を愛してくれる人と恋愛をして下さい。そうすると、あなたは2~3年後に結婚できますから。

  また、彼は家庭や仕事のストレスをあなたとのセックスで解消しています。しかし、あなたはその受けたストレスをどこにも解消できずに、自分で消化しています。だから、病気になるんです。それに、あなたは自分で悪いことをしてると自覚しています。自分にウソをついているから精神的な病気になるんです。

  前世でのあなたは途中で命を絶ってしまいましたが、そのぶん現世では生き続けなければなりません。だからこそ別れて下さい。彼と別れることで、あなたの運命は一変しますよ。今年いろいろな面で準備をしていけば、来年には転職がうまくいきます。

  ところで、初めに話したあなたの後ろにいる人ですが、風貌は恐ろしいのですが悪意は感じられません。ひょっとしたら、彼からギリギリのところであなたを守ってくれている先祖かもしれません。すぐにお墓参りに行って下さい。

 

<幸せになるための教訓>

女性はセックスをすると相手の因縁をしょってしまう。

〔女性は体の中に『精』を放たれます。それは男性が持っている『生』(生き様)を植えつけられるのと同じこと。よって、つまらない男性と付き合って後ろめたいセックスをしても幸運は得られないということです。〕

自分に嘘をつくと病気になる。

〔真面目で心がピュアな人ほど、無理な恋愛はできないということです。そんな人が心の満たされない恋愛をするとストレスが溜まって自律神経をやられてしまいます。〕

 

 

<後記>

その後の亜矢さんですが、なかなか彼が別れてくれなかったそうです。しかし、先生から叱咤激励されアドバイスを受けながら、ようやく半年後に別れることができました。それから1年経って症状は収まり、ようやくまともな恋愛をできるようになったとのこと。

 そして、30歳になった今、素晴らしい恋人と巡り会って結婚の約束まで辿り着くことができました。その際、彼女は先生へお礼に伺っています。その時の模様を簡単にご紹介します。

 

* * * 

 

亜矢「先生、お久しぶりです。おかげ様で、あれから体の具合も良くなり、仕事も落ち着いて順調といえば順調かな。時々ふらっとすることはありますけど」

先生「でも顔色は良くなってるね」

亜矢「はい。それで前回の鑑定の時、私の背後に得体の知れないおじいさんがいると言われたじゃないですか。それで、今では三ヶ月に1回はこまめに墓参りに行ってます。墓石に誰が何年に死亡したとかいうのが彫ってありましたけど、結局誰だったかは分かりませんでした」

先生「でも、今は後ろにいないので大丈夫でしょう。お墓参りの成果だと思いますよ、すべてにおいて。周りの環境が落ち着いて(不倫の清算)、ホントいい顔になってきてる。あなたにとっていい兆候が出てきてるんだなと思いました」

亜矢「それでね、前回先生に2~3年後に結婚できると言われたじゃないですか。今年、本当に決まりました」

先生「素敵じゃない!」

亜矢「ありがとうございます。先生に“死んじゃうよ”って警告を受けなかったら、あのままどろどろ関係が続いてたかもしれません。あの時は大げさなことを言うな~って思ってましたけど、今こうして幸せをつかむとあそこまではっきり言ってもらって良かったとつくづく思います。本当に感謝してます」

 

* * * 

 

 今、彼女は結婚して幸せな毎日を送っています。心身ともに苦しんでいた頃の状態を知っているだけに、今のこぼれるような笑顔を見ると嬉しく思います。大げさな意味でなく、彼女にとって前世療法は、本当に生死に関わる鑑定だったのかもしれません。