11月だというのに今年大量発生したカメムシが未だ活動を続けているという。
都内に住む虫嫌いの友人宅にもベランダにカメムシがいて、洗濯物が干せないと嘆いていた。殺虫剤は臭いから撒きたくないという。そこで考えついたのが、瞬間氷結スプレーを噴射するという手段。今夏に人から貰ったものなのだが、汗をかくようなスポーツをしなかったため、使わずにおいたものが数本余っていたのである。
それを使うと聞いた時、凍らせてから捨てるのかと思っていたが、そうではないらしい。カメムシは寒さに弱いので氷点下になると死んでしまうという。つまり、瞬間氷結スプレーは有効な手立てということになるのだ。殺虫剤のニオイが嫌いな人にはうってつけだ。
なかなか寒くならない今シーズンの冬。カメムシは暖かい人間の家にこれからもやってくる可能性は高い。生き残ったカメムシが冬の家の中に出ることも考えられる。まだまだ活用する機会はありそうだ。
友人は、夏に使わなかった瞬間氷結スプレーを、まさか秋から冬にかけて使うことになるとは思わなかったという。しかも人の筋肉ではなく虫に対してとは。いったい何がどう役立つのかわからんもんだ。
[編集後記]
『伊藤家の食卓』がやっていれば裏技として紹介されていたかな。