社会人としての喋り方 |  ライター稼業オフレコトーク

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記事にできなかった裏話などを披露していきます。

 先日、某編集プロダクションで会った若い新人女性編集者の喋り方に違和感を覚えた。

 

 

 その女性は「15日(じゅうごにち)」のことを「じゅうごんち」と言うのである。子供ならそういう言い方をするが、二十歳を過ぎた大人がそれはおかしい。

 まだある。「踏みつけた」と言う時に「踏んづけた」と言うのだ。「なぜですか?」と聞いてくるところを「なんでですか?」と言った。

 友達同士の雑談ならそれでもいいが、私とは初対面だし、ましてや仕事の話をしている時だ。

 方言なのかとも思ったが、東京生まれ東京育ちだという。そもそも社会人としてやはりそれはおかしい。

 ちょっとガサツなイメージがあったので、育ちの問題もあるのかと思ってしまった。

 

 

 そんなこと言いつつ、自分も社会人としておかしい言葉遣いをしているのかもしれない。一応、公私は使い分けているつもりだが、どこかで無意識にボロを出しているかも……。

 

 親しみを込めて、わざと崩した言い方をする人もいるらしい。昔の自分がそうだった。だが、そのために「軽い奴だ」とか「馴れ馴れしい」と思われることもあった。使い分けは時と場所と相手を考えて行わなければならない。

 

[編集後記]

 初対面と年長者には正しい言葉遣いをするのが無難。それを無視して許されるのはギャルだけだ。