文科省とつながりがあり、国立大学の研究所に出入りし、大手企業の関係者にも知人がいるという女性研究者と長年付き合いがある。ある意味凄い人物なのに全然偉ぶることがなく、知識も教養もあり、私が信頼している人物の一人だ。
その研究者から聞いたのだが、女性はＳＥＸをしないと体の細胞が「もうしなくていいんだ」と覚えてしまい、中年に差しかかった頃から閉経が早まってくるのだという。すると体力の低下が始まり、免疫力もみるみる落ちていき、いろいろな病気になりやすくなるらしいのだ。
私は医者でも科学者でもないから、それが本当かどうかは分からない。でも、40過ぎてもＳＥＸライフが現役の女性は、女性ホルモンの分泌が盛んなので骨粗しょう症になりにくいというのは知っている。
また、仕事仲間で40前後の奥さんを持っている人が多くいるが、週１で旦那からかまってもらっている現役バリバリの奥さん連中は、実年齢より若々しくて肌艶の綺麗な人が多い。
そういう実例を目の当たりにすると、やはり女性ホルモンの影響は有りなのかなと思ってしまう。
世の旦那さん方、妻が健康かつ若々しく綺麗でいられるかどうかは、あなた方の下半身にかかっているのかもしれない。
ただし、ただＳＥＸしていればいいってもんじゃないらしい。本人が普段の生活において常に美意識を持っていないと、健康であっても綺麗にはなれない。
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先日､41歳になる同僚の独身女性編集者が、私にこんな本音を話してくれた。
「別に結婚したいとは思わないんだけど、寂しい時に一緒にお酒飲んでくれる男がいてくれるといいなぁ～。そして、夜は添い寝だけして欲しいの。Ｈはもうだめ。するのがイヤとかじゃなくて、体力的にもう無理。そろそろ更年期だし…」
「？」と思った。Ｈは無理？ 独身ならまだまだ現役だろうに。40過ぎてから「体力ない」なんて、男ならよく聞くし納得のいくセリフだけど…。
このことを主婦業をしている仲の良い元女性ライターに聞いてみた。彼女は現在43歳で夫と息子の三人暮し。ＳＥＸは現役だが、夫が淡白気味なため、現在年下の愛人を１名保有し週１で励んでいるという。
新婚当初は慎ましい奥様だったが、40に近づくに連れ、愛人と屋外でやったりソフトＳＭを体験したりとか、“性春”が益々過激になってきたというそこそこ綺麗な人妻だ。
彼女は言う。
「やっぱ子供を産んでる女性は違うのよ。私も友人も独身の頃より出産してからの方がＨが良くなったくらいだから。40過ぎて更年期に近づいていく頃、女は最後のアガキでエロくなるのよ。ハハハ！」
なるほど…恐れ入りました。
[編集後記]
「最後のアガキ」ってセリフには思わず吹き出した。暗くなりがちな更年期を笑ってぶっ飛ばす爽快さがある。