真面目さはそのまんま |  ライター稼業オフレコトーク

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アイドル記者を皮切りに、心霊関連、医療関連、サプリ関連、
コスメ関連、学校関連、アダルト関連、体験取材など様々な
分野の取材執筆をしてきました。
ここでは当時の面白かった話や貴重な情報、取材で思ったこと、
記事にできなかった裏話などを披露していきます。

 宮崎県知事になって以降お笑い色が消えて、今や饒舌なコメンテーターとしてワイドショーに引っ張りだこの東国原英夫こと元そのまんま東。

 

 そのまんま東時代には、たけし軍団の取材の時に会ったことがある。まだ私は駆け出しの新人で、先輩に連れて行ってもらった時に初めて会った。

 印象はすごく良く、他の軍団連中が大騒ぎしてまともに取材を受けてくれない中、彼一人だけは丁寧に応じてくれたものだ。軍団のリーダーという自覚もあったのだろうが、凄く責任感を持って一人だけ真面目に対応してくれた。

 

 

 年をいってから早稲田に入学した時は、周りは話題作りだと冷ややかに見ていたが、私は何か目的を持って真剣に取り組んでいるのではないかと思っていた。だから、宮崎県知事選に出た時も、あれは絶対本気だと思った。同時期に都知事選に立候補した桜金造とは考え方が根本的に違っていた。

 

 淫行事件も同情の声を耳にする。男なら風俗遊びをしても仕方ない。たまたま相手が小娘だっただけのことであり、あれは巻き込まれた事故のようなものだという人もいる。

 県知事としては、初めこそ色眼鏡で見られていたものの見事に職務を全うした。責任感ある真面目な一面を知っていたので当然だと思った。

 

[編集後記]

 週刊誌などのアンケートでは何故か評価が低い。それでも番組に多く呼ばれるのは、真面目な姿勢がテレビ局に評価されているからかも知れない。