NHHのドラマ「舟を編む」を観ていて、心にすーっと入ってくる台詞がありました。

『変わるってことなんだな。生きるってことは』

この言葉が静かに、でも確かにずーんと胸の奥に響きました。

 

シニアの私にとって"変化”はとても身近な存在です。

この言葉は、歳を重ねる意味や、今を生きる重みがぎゅっと詰まっている様に感じられたのです。


会社でのポジションの変化、身体の変化、社会の変化、気持ちの変化、人との関係性の変化。。。

さまざまな“変化”とつきあっています。

 

会社でのポジションの変化は残念ながら自分の力で抗うことは難しいかもしれません。

役職定年、定年再雇用、会議での発言権の低下。。。

長く務めた職場でも自分の役割や見られ方は明らかに変わってしまいました。

正直に言えば戸惑いや葛藤もたくさんありました。

反発心もありました。「まだまだ自分はやれるのに」。。。といった愚痴も勿論あります。

 

でも、ふと立ち止まってみるとそれ以外の変化は、自分の意思や行動や視座を少し変えるだけで、受け止め方も変えられることに気が付きました。

「変わってもいい」

「変わっていく自分を受け入れていい」

そう思わせてくれる仲間の存在が大切なこと。

そして何より、自分自身が、自分の背中をそっと押してあげることが、今の私にとって大切なことを。

 


今、私が大切にしているのは社外のゆるやかにつながっている仲間たちとの関係です。。

利害ではなく、

関心や価値観でつながっていられる関係。

互いの会社での位置づけや年齢を超えた、純粋な心と心のつながりがある仲間たちの存在。

 

60歳を過ぎ、変わっていくことで、新しい出会いがあり、新しい楽しみができ、そして新しい自分に出会えた。

 

『変わるってことなんだな。生きるってことは』

「今を肯定し、未来を信じていいんだよ」と私に語ってくれました。