辞めるしかなかったんだよな | おっさんのブログ

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日々の出来事、思ったことをダラダラ書いています。

何度か書きましたが…

前の職場は一族経営の会社で

社員は「家畜」のように扱われました。

残業代もボーナスもない。

昇給だってありませんでした。

おまけに休日も少なく…

今考えてもヒドイ職場でした。

 

他人を尊重することができない職場…と言いましょうか。

例えば…俺は英語が話せました。

業務で使うことも多々ありました。

そんな俺を重宝するかと思っていたら

その逆でした。

「英語が話せるくらいで威張るな」

みたいな感じでね。

別に威張ってるつもりはないけれど、

自分が持っていないものを持っている人間を

やっかむと言いますか…

逆にどうでもいいことを指摘してはバカにしてきました。

はっきり言えば、面倒くさい役員でした。

 

パワハラなんて日常茶飯事。

大手の企業なら人事部とかに告げて改善されるのでしょうが

こんな個人経営の会社にはそんなものありません。

人事だってワンマンでやってましたから。

「イヤなら辞めろ」てなもんです。

 

実を言うと…俺がここに入ったのは就職氷河期でして…

それこそ半年以上職探しをして、

何十と言う会社の面接を受けたんだけど、

どこも不採用で…

ヒドイ時には面接どころか一方的に履歴書を返されたりね。

面接の殆どが…担当者の時間潰しに使われたものでした。

そんな苦しい中で雇ってくれたこともあり…

感謝も込めて、また逆に個人経営だからこそ、

いいところもあると思って頑張っていたんですけどね。

 

辞めようと思ったタイミングは多々ありました。

ただ…当時の俺は借金苦でして…

イヤでも仕事に出てたら給金は出ます。

借金返済…正式には「また借りるため」の借金返済を繰り返していました。

それに…それだけ次の仕事を探すのに苦労もしていたので、

またあの苦しみに戻るのか…と言うのもありましたし、

何より、収入が途絶えることが一番怖かったので、

どんなに理不尽なことを言われようがされようが

耐えるしかなかったんです。当時は。

 

でも…まぁ、借金も全額返済できて…

それを機に「いつでも辞めれる」とはなりましたけど…

そうなるのに時間がかかりすぎましたね。

もっと早い段階で真剣に取り組んでいたら…

人生変わっていたかもしれないんだけどな。

 

話は戻りますけど、

何を言っても話は聞いてくれないし、

改善もされないのですから、

そんな会社は見切りを早くつけるべきでした。

言い方は変ですが…誰かが辞める度に

少しだけ改善もされたんですけどね。

例えば…有給休暇の取得だって認められるようになったし。

それまで…「そんなもんない」で突っぱねられたし。

そして…健康診断だって…多分役所に言われてやっと行いました。

「健康診断は自己負担でやるもの。会社は金を出さない」

てな感じでしたからね。

とは言っても毎年されることはなく…

15年勤務して、2回しか行えていませんからね。

実際に大病が見つかって…退職せざるを得ない人も現れました。

毎年やっていたら…もっと早く発見できたかもしれないのに…です。

 

ま、ひどい扱いなら…辞めるが一番。

そして労働基準監督署に訴えるのが一番ですね。