九郎右衛門、木曽路を醸す「湯川酒造店」が火災に遭ったのは2/25未明のこと。幸いにして人的被害はなかったものの今期後半の造りを断念せざるを得ない逆境に見舞われました。復旧も順調に進み蔵人も笑顔を取り戻しつつありますが湯川酒造店の長い歴史の中に刻まれる出来事となりました。
取引先でもありますが何より大切な友人として何かできないだろうか、考えた挙句僕にはやっぱりこれしかなかった・・・長野の酒メッセで上京するお二人を掴まえて(笑)お酒の会を(長野酒メッセを挟んで)三連発で開催することにしました。東京3DAYS・・・その第一夜の様子を、今夜の第二夜を前に簡単にご報告します。
企画してあっという間だった気がします。今夜は盛り上がっていくぜー♪
まずは今夜の会場、和酒Bar&Diningの猪狩淳さんからご挨拶。いつも(というかしょっちゅうw)お世話になっております、頼れる兄貴です。中央が湯川酒造店の若き16代目、湯川尚子さん。そして左がその旦那でもあり現杜氏の湯川慎一さん。仙醸の前杜氏の丸山慎一さん、というとわかる方も多いかも知れません。
まずは乾杯♪湯川酒造店のお二人にとって実は今期初のお酒の会だったのでけっこう緊張気味だったようです(笑)あ、右から二番目のメガネがワタクシ地酒屋こだま店主のたけです(って知ってるかw)。
今晩の第二夜、明晩のファイナルを楽しみにしている方も多いと思うので今回はお酒は紹介しません。ネタバレしちゃうとつまんないもんね。
まずは前菜。右奥から、こしあぶら白和え、雑穀五平餅、馬肉ローストの三点です。醇さんの凄いところのひとつはその地方その地方の特産物を「醇風」にアレンジしてめちゃめちゃ美味しい料理に仕上げるところ。今回ものっけからパワー全開!会場のあちこちから「うめー♪」の嵐(笑)
刺身。信州サーモンの薄造り フレンチドレッシング。信州サーモン独特のクリアな脂とドレッシングの酸味が九郎右衛門の○○○(笑)の酸味にすっげー合います。
碗物。蓮根団子と春キャベツの薄くず仕立て。丁寧にとった出汁に春キャベツが甘っ♪蓮根団子はもとより、汁でお酒が飲めます。
焼物。すずきの塩麹ソテー。旬のすずきをシンプルに焼いているだけ(っちゃだけ)ですが、塩麹を使うことでよりお酒に寄り添ってくれる仕上がりに、さすが醇さん。
冷菜。稚鮎の南蛮漬け。個人的には今年初めての鮎だったかも。ほどよい酸味と稚鮎の香りが一体となってお酒が進むこと進むこと(笑)
うーん、これは美味い。っていう声が聴こえて来そうです(笑)
醇さんスタイルは蔵元にもしっかり召し上がっていただくので、尚ちゃんも慎一さんも食べて喋って飲んでと大忙しでした。
油物。塩いか細切り炒め。東京では馴染みが薄いですが海のない長野県では昔から親しまれてきた塩いか。どこへ行ってもスーパーで普通に売っているそうです。いかの旨味がぎゅっと凝縮されてて美味しかったです。
食事。野沢菜炒飯。長野といえばやはり野沢菜は外せません。バターで軽く風味付けされた炒飯はお酒の共にもバッチリ。あまりにも美味しくて会の終了後にお代りしたのは内緒の方向で(笑)
火事のことはもう終わったこと、と明るく振る舞うお二人。笑顔いっぱいの素晴らしい会になったのは気持ちのいい参加者のみなさんのおかげです、本当にありがとう・・・心から感謝申し上げます。苦難を乗り越えたお酒たちをこうして飲んでいただく機会を作れて本当によかったな、と思いました。
そんな素敵な夜は今日、明日とまだまだ続きます。
お会いするみなさん、どうぞよろしくお願い申し上げます。

















