阪神淡路大震災から24年(3)/死亡原因 | 岸たけし

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■「阪神淡路大震災から24年」

「阪神淡路大震災」では、死者6435人、行方不明者2人、

負傷者4万3792人という歴史的死傷者を出しました。

 

死は悲しく、辛く、重苦しい物。

しかし、それでけでは次もまた

多くの犠牲者を出すだけです。

数字は冷酷でもありますが、理解度を高める為にも

必要なものだと思います。

悲しい事実ですが、今日は数字でも、

書かせて下さい。

 

■「阪神淡路大震災/死亡原因」

一昨日のブログに綴った被災者の声を見て頂けると

解りやすいですが、阪神淡路大震災」では、

多くの家が崩壊し、火事という二次的被害により、

多くの方の命を奪いました。

 

NHKが調べによると、

阪神淡路大震災でのはお亡くなりになった方の

76%が圧迫死(窒息死)」 

しかも、「地震発生から1時間以内の死亡」 

これは「倒壊による死」を意味しています。 

 

■「阪神淡路大震災/」

一番多い圧迫死(窒息死)の殆どが、

木造住宅の1階部分。

朝5時46分発生という事もあり、就寝中の方が

多かったようです。

 

亡くなった方の多くが、高齢者と、学生含めた20代。

学生は、木造のアパートに住む傾向が多く、

それが原因のようです。 

法律的には、この倒壊した住宅の殆どが、

「旧耐震基準」で建てられた物件。 

しかし、倒壊しても生きた方は2階に住んでいた

方が多いようです(もしくは、2階が寝室)