これは昨年末の作業ブログになります。
このブログ書くの忘れてました…
群馬県伊勢崎市のお客様Hさんのヤマハ・セロー250のタイヤ、ブレーキ関連、クラッチワイヤーの交換を依頼されました。
今では貴重な軽量国産オフロードバイク・セロー250!
それでは作業ブログです。
Hさんのヤマハ・セロー250です。
今回IRCのNEWタイヤに交換とブレーキパッド&フルードの交換、そしてクラッチケーブルの交換とシフトペダルが重いという修理になります。
まずはタイヤ交換から!
前タイヤはIRCのオン寄りタイヤGP-210。
そして今回はフラットダートも走行可能なオン/オフタイヤのNEWタイヤGP-410に履き替えます。
これがGP-410です。
ちゃんとセロー250用サイズとチューブレスタイヤがあります。
さてどの位パターンが違うかの比較写真。
GP-410はGP-210よりブロックが荒くなり、ある程度のオフロード走行も出来ます、そしてそのブロック1つ1つの面積がある程度大きいので舗装での走行も安定感がありそうです。
いいとこ取りのタイヤって感じで、オンもオフもってツーリングに持って来いじゃないでしょうか
履き替え完了!
やっぱ新品タイヤ良いっすねぇ〜
ぱっと見けっこうゴツいです。
ちょっと期待のタイヤですね!
これセロー乗りの皆さん参考になると思います。
普通にオンも、そして軽くオフも走りたいって方は1度どうでしょうか?
そして次はブレーキパッドの交換とクラッチケーブルの交換です、
ブレーキパッドは前後デイトナのゴールデンXに交換します。
社外ブレーキパッドで迷ったらコレ
交換したお客様からの評判も高くオススメです。
けっこう汚れ、サビ、そしてホコリや虫の卵などが至る所に付着してます。
これはよくありません
250ccは車検が無いので自主的に定期的点検をしなければなりません。
それは決まっている事なのですが、車検切れみたいな罰則があるわけではないので、中々全員の方が定期的点検を受ける事はありません。
定期的点検はとても大切なのでしっかり受けた方が故障も少なく、いつも快適に走る事が出来ます
さて本題ブログへ!
フロントキャリパーをしっかり清掃して動きを良くさせ、その後新しいパッド・ゴールデンXを組み付けます。
そして当店で購入してから一度も交換した事のない濃茶に変色したブレーキフルードを交換します。
ブレーキフルードは経年劣化します。
そうするとマスターとキャリパーのシールが傷んだり、効きやタッチも悪くなります。
ブレーキフルード交換完了!
この色の違い凄いでしょ
ちなみに最低でも車検と同じ2年に1度は交換しましょう!
そして次はリアブレーキ。
リアブレーキキャリパーもこの汚れとサビ。
本当はこうなる前に1度点検がベストです。
パッドが減ってその時点検・清掃するのではなく、パッドが減ってなくても定期的に点検するのがベストです。
今回リアもしっかり清掃して、ピストンのサビを落とし特殊なグリスをピストンに塗布して動きを良くさせます。
リアパッドはけっこう減ってました。
ゴールデンXに交換します。
リアブレーキフルードも新品に交換して前後ブレーキ関連の作業は終了です。
そして動きが悪く重いと言われてたシフトペダルを修理します。
当初転倒によるシフトペダルの曲がりかと思いましたが違いました。
シフトペダルボルトのサビとグリス切れ!
こういう所も定期的点検してれば防げます
しっかりサビを落としグリスアップしたらめちゃめちゃ軽くなりました〜♪
シフト上げ下げ何回もしたくなっちゃうほど〜♪♪
って、うっそー
でもそのくらい動きが軽くなりましたよー♪
そしてクラッチケーブルの交換ですが、基本的にシート、エキパイ、タンク、サイドシュラウド等を外さないとクラッチケーブルは交換できません…
なんでやねーん
ここまで外して交換がまともに出来ます!
クラッチケーブルだけでここまでやります。
メーカーさんに一言!
しょーじき、もう少し楽に交換できたらなって思ったのは自分だけじゃないハズ…
クラッチケーブルも新品に交換したら、めっちゃ軽くなって戻りも良くなりました〜
これで完了でーす
Hさんセロー250でツーリング楽しんで下さい
ありがとうございましたm(_ _)m
次回定期的お待ちしております(^o^)/