育児が2人になって1日の時間が足りず、自分のメンタルやキャパが日常に押しつぶされそうになったとき、僕は精神論(前回の記事)と論理的思考の2つの観点から解決策を目論みます。
【前回の記事です】
論理的思考は、格好よく表現するならロジカルシンキングともいいますね。
まず、2人の育児で1日の時間が足りないというのであれば、消去法で何か他の時間を無くすしかありません。
食後にブラックコーヒーを飲んでリラックスをする時間です。
コーヒータイムは育児項目とは無関係なので、この嗜好の15分間を無くすことで足りない時間の穴埋めをします。
15分も時間が空けば、色々なことができるんですよね。
ワンちゃんの散歩だったり、ズーとお風呂に入る時間だったり、洗濯を干す時間だったり、散らかった部屋を掃除する時間だったり。
ただし、リラックスできる時間を省くことでストレスが溜まってしまえば本末転倒です。
なので物は試しといわんばかりに、まずは1日だけ夜のコーヒータイムを無くしてみることにしました。
すると意外にも我慢ができたのです。
朝と夜のコーヒーを飲む楽しみの時間だけは他の何にも譲らない、と頑なに決めていたのに実際はあっさりと我慢することができました。
一見すると「我慢」という表現はストレスの元と受け取られがちですが、実は僕、過去の成功体験を武器にしているので早々に心が折れることはありません。
禁煙です。
5年半前にたばこを辞めてから僕の人生は変わりました。
と、大げさに表現できるぐらい(自慢したくなるぐらい)たばこを辞めたことは僕にとって強味であり誇りなのです。
あのときの苦労や葛藤を思えば、たった1日や2日夜にコーヒーが飲めなくなるくらいたいしてストレスに感じません。
それに、その日の夜は育児優先で飲めなくても、次の日の朝に飲むコーヒーが格別にうまいことを僕は知ってしまったのです。
大変だった何かと比較して一時の我慢を乗り越える心理は前回の記事同様、論理的思考というよりも精神論に近い考え方かもしれませんね。
大変なとき、時間にピンチなとき、あたふたしてどうしようもないとき、一瞬だけ立ち止まって「上には上がいるから、大丈夫。まだできる」という前向きな考え方で、これからも育児を楽しみます。